ティアゴ・モッタ、ミラン戦の敗北を分析「もっと強いメンタリティが必要」
Foot Italia
スーペルコッパ・イタリアーナ準決勝でミランに2-1で敗れた後、ユベントスのティアゴ・モッタ監督が試合を振り返り、チームのパフォーマンスに対する失望を口にした。リヤドで行われた一戦で、ユベントスは先制しながらも逆転負けを喫し、決勝進出を逃す結果となった。
試合後、モッタは前半の好調なパフォーマンスにもかかわらず、全体的な結果に満足できないと語った。「リードを広げるチャンスはあったが、ミランは少ない機会をしっかりと活かした」とコメント。特にテオ・エルナンデスが関与した決定機について、「あの1回のチャンスで勝利を許すべきではなかった」と悔しさをにじませた。
また、試合中に行った選手交代については、「全ての交代はチームと結果のために行っている。判断は皆さんに任せる」と説明。監督としての戦術的な決断にかかるプレッシャーを示唆した。
今回の敗北は、ユベントスにとって特に痛手となるものだった。チームは決勝進出を目指し、ライバルであるミランに勝利する絶好のチャンスを逃しただけに、モッタも「重要な敗北だ。決勝に進むために勝ちたかったし、それが可能な試合だった」と語った。
さらに、チームのメンタリティについても言及。「最初の逆境に直面した後の反応が重要だったが、それができなかった。それが試合を70分以降にコントロールできなかった要因だ」と指摘。加えて、終盤における試合運びの課題は過去の試合からも見えていたと述べた。「今日の試合だけでなく、フィオレンティーナ戦でも同じ課題があった。多くの面で優れていたとしても、最後を締めくくる力が足りなかった」と分析した。
この敗戦でユベントスはタイトル獲得への道を一つ閉ざされた形となり、モッタ体制のチーム構築にもさらなる改善が求められる状況だ。