ユベントス、スーペルコッパ準決勝に向けて準備万端 ── モッタが記者会見で語ったポイントとは
Foot Italia
ユベントスは、スーペルコッパ準決勝でコンセイソン率いるミランとの対戦に向け、準備を進めている。新たに開いた移籍市場にも注目が集まる中、ティアゴ・モッタ監督が記者会見でチームの状況や試合への意気込みについて語った。
コンセイソンの起用について
コンセイソンの先発出場の可能性を問われたモッタは、「彼がプレーするかどうかは様子を見ることになる。スタートからでも途中出場でも、彼は良いプレーをしたいというモチベーションを持っている。大きなチームと対戦するという点では、彼にとって何も変わらない」と慎重な姿勢を見せた。
コープマイネルスのポジション
コープマイネルスの役割については柔軟性を強調。「彼は両方のポジションでプレーできることを既に証明している。ただ、ベンチスタートから途中出場してチームに貢献する可能性もある。ほかの選手と同じようにね」とコメントした。
スーペルコッパへの意気込み
スーペルコッパの重要性については、「まず、負けるためにピッチに立つチームを見たことはない。明日は特別な大会で、進むか脱落するかが決まる試合だ。全力を尽くして勝ち進みたい」と意気込みを語った。
ミランのスタイルとチームの戦術
対戦相手ミランについては、「セルジオ(コンセイソン)はチームの機能を保つために守るべきことがある一方で、一定の自由が与えられている。自由に質を発揮する瞬間もあるが、チームプレーの中で尊重すべき部分が多い。ミランは優れた選手を揃えた素晴らしいチームだ。新しい監督の下で良い結果を出せるはずだ。こちらも最大限のパフォーマンスを発揮したい」と語った。
若手ユルディスの成長
19歳のユルディスについては、「彼は素晴らしい資質を持っており、重要なプレーができる。しかし、監督の指示を学びながら成長を続ける必要がある。ロカテッリのようなポジティブな例を参考にして欲しい。彼のチームメイトとのコミュニケーションの仕方は非常に良い」と評価した。
初タイトルへの思い
モッタは自身初のタイトル獲得への思いについて、「監督として勝つことが目標だ。それがこの職業を選んだ理由。ただ、今は執着するつもりはない。落ち着いて自分たちの力を信じるべきだ。明日は素晴らしい試合になる。相手をリスペクトしながら、自分たちのサッカーを貫きたい」と語った。
サウジアラビアでの環境とリーグへの見解
最後に、サウジアラビアでの歓迎に感謝を述べつつ、同リーグへの印象についても触れた。「温かい歓迎に感謝している。ここは仕事をするのに素晴らしい場所だ。サウジアラビアのリーグは確実に成長している。ただ、多くの試合を見たわけではないので深くは語れないが、今後さらに発展していくだろう」と締めくくった。
ユベントスは準決勝でどのようなパフォーマンスを見せるのか、注目が集まる。