レレ・アダーニ、フィオレンティーナ戦のユベントスを辛辣に批評「ヴラボビッチとキーンを入れ替えていれば3-0で試合は終わっていた」



(画像:GettyImages)

Foot Italia

元ディフェンダーで現在はテレビやSNSで活動するコメンテーターのレレ・アダーニが、ユベントスの現状について「ラ・ドメニカ・スポルティーバ」で意見を述べた。フィオレンティーナ戦の2-2ドローを受け、チームのパフォーマンスやティアゴ・モッタの新プロジェクトの課題について語った。

「ユベントスは今、何を目指しているのか?」とアダーニは切り出し、モッタの新たな方向性を当初は支持していたと述べた。過去とは異なるこのプロジェクトには時間が必要だと理解しつつも、最近の結果には失望しているという。

「最近のドローは、単なる勝ち点の問題ではなく、両ペナルティエリアでの質と生産性の欠如が問題だ」と指摘した。

 

チームパフォーマンスの変化を批判

アダーニはチームのパフォーマンスに明確な変化があると主張。以前は70メートルの範囲で堅実なプレーを見せ、新プロジェクトに沿ったスタイルが垣間見えたという。しかし、現在のユベントスにはより深刻な問題があると分析した。

「今のユベントスは防ぐべき失点をしている。時には得点できても、守備が脆弱すぎる」と述べた。

特にフィオレンティーナ戦での交代策について厳しい批判を展開。

「交代選手から何の成果も得られなかった。ユベントスの歴史は、気迫、闘争心、集中力のチームだ。リードを2度奪いながら、こんなに簡単に追いつかれるようではいけない。今日のカンビアーゾとユルディス、左サイドを任された彼らのパフォーマンスは酷かった。過去に彼らを称賛したこともあるが、今回は厳しく言う必要がある。」

 

ストライカーへの厳しい評価

さらに、アダーニはストライカーのパフォーマンスについても言及。「ヴラボビッチとザークツィを入れ替えていれば、試合は3-0で終わっていたかもしれない」と大胆に主張した。

特にドゥシャン・ヴラホヴィッチを名指しで批判。

「ヴラホヴィッチは、ポジショニング、背番号、そしてこのクラブのカラーを背負う意味を理解しきれていないように見える。彼の闘志や真面目な姿勢は評価しているが、ミスが多すぎるし、タイミングを頻繁に間違えている。」

アダーニの厳しい言葉は、ユベントスの現状に対する危機感を象徴している。モッタのプロジェクトが成功するには、早急な改善が必要であることを改めて浮き彫りにした。

(引用元:JuveFC.com)

 

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