いまだ契約更新に至らず──2025年はユベントスとヴラホヴィッチの未来を決める"運命の年"になる
(画像:GettyImages)
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ドゥシャン・ヴラホヴィッチのユベントスでの未来は、2025年初頭の出来事次第で決まるとされている。『コリエレ・デッロ・スポルト』は、この年がセルビア代表FWにとって“真実の年”になるだろうと報じている。
24歳のヴラホヴィッチは現在セリエA最高年俸選手でありながら、その給与(推定年俸1200万ユーロ)や、2022年1月にフィオレンティーナから8000万ユーロ以上で獲得した移籍金に見合った貢献ができていないと見る向きも多い。
さらに、今月行われたヴェネツィア戦(2-2)後、クラブのクルヴァ・スッドのサポーターと対立。地元ファンからの人気も下がりつつある状況だ。
契約延長交渉は進展なし
最大の問題は、2026年6月に満了を迎える契約更新に向けた交渉が停滞している点だ。クラブは年俸を引き下げ、より持続可能な形での契約を目指しているが、ヴラホヴィッチ陣営は当然これに慎重な姿勢を見せている。
同紙によれば、2025年2月から3月にかけて、クラブと選手側の間で"運命を分ける会談"が行われる見通し。この交渉が不調に終われば、来夏にはユベントスとヴラホヴィッチが決別する可能性が高まる。クラブとしては契約が最終年に入る前に売却を決断し、フリー移籍を避けたい意向だ。
過去の事例が示す道筋
昨夏、同じような状況にあったフェデリコ・キエーザに対し、クラブが強硬な姿勢を取り放出を決断した事例を踏まえると、ヴラホヴィッチにも同様のアプローチが適用される可能性がある。
2025年初頭の交渉は、ユベントスとヴラホヴィッチ双方にとって、未来を左右する重要なターニングポイントとなるだろう。