【Goal Italia】フィオレンティーナ戦 採点
Goal ltalia
カンビアーゾの痛恨ミスでドロー、ストラリピートなテュラムの活躍も実らず
ユベントスはまたしても「引き分け病」から抜け出せず。ティアゴ・モッタ率いるチームはフィオレンティーナ相手に試合終盤で追いつかれ、貴重な勝ち点2を取りこぼした。これにより、首位争いのライバルたちがさらに突き放す形となった。
試合開始直後、主審マリアーニが一時試合を中断する事態に。ヴィオラのヴラホヴィッチに対してアウェイのユベントスサポーターが差別的なチャントを浴びせたためだ。両キャプテンと監督を呼び寄せた主審は、試合の完全中止をも示唆したが、最終的には再開が決定。
ピッチ上ではテュラムが主役に。中央を突破してエリア内に侵入し、デ・ヘアを左下隅に沈めるシュートで先制点を奪った。一方、フィオレンティーナは38分、モイズ・キーンが元同僚たちの前で頭で合わせ、同点ゴールを決めた。歓喜は控えたものの、地元サポーターから拍手を受ける場面も。
後半、再び輝きを見せたのはテュラム。ラニエリの不運なクリアミスを拾い、デ・ヘアを再び破る一撃を叩き込む。しかし、試合終盤にドラマが待っていた。カンビアーゾがエリア内で滑ってしまい、ボールをイコネに奪われる。そこからクロスが供給されると、キーンがポストプレーでボールをキープし、最後はソッティルが豪快な左足シュートを突き刺して2-2のドローに持ち込んだ。