ユベントス、ドルトムントのFWマレンを1月補強候補にリストアップか
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ユベントスが1月の補強候補としてボルシア・ドルトムント所属のドニエル・マレンをリストアップしたとの報道が浮上している。
クリスティアーノ・ジュントリは、新たに獲得を検討しているのはディフェンダーのみだと主張しているが、多くの報道ではアルカディウシュ・ミリクの復帰だけでは攻撃陣の強化には不十分との見方が強い。
そのため、ビアンコネリはドゥシャン・ヴラホヴィッチとは異なる特性を持つストライカーを求めており、ジョシュア・ザークツィやジャコモ・ラスパドーリといった選手の名前が挙がっている。しかし、『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、ユベントスはドルトムントで将来が不透明とされるマレンにも注目している模様。
25歳のマレンはアヤックスでキャリアをスタートさせ、その後アーセナルのユースで経験を積み、PSVアイントホーフェンでトップカテゴリにおいて大きな飛躍を遂げた。2021年夏には3000万ユーロでドルトムントへ移籍したが、ブンデスリーガの強豪クラブで常にレギュラーの座を確保してきたわけではない。
今シーズン、オランダ代表FWは公式戦20試合に出場しているが、その多くは途中出場であり、5ゴール1アシストを記録するにとどまっている。これにより、選手自身もより大きな役割を求めて移籍を検討する可能性があるとされている。
マレンの契約は2026年6月まで有効だが、ドルトムントはこの状況が続けば交渉力を失うリスクを抱えることになる。彼は主に右ウィングでプレーするが、左ウィングやセンターフォワードとしても起用可能であり、特にユベントスにとってはセンターのオプションとして重要視されているようだ。
なお、昨夏にはドルトムントの別の選手、カリム・アデイェミの獲得に動いたものの交渉は実現せず、最終的にはニコ・ゴンサレスやフランシスコ・コンセイソンといった選手の補強に落ち着いた経緯がある。今回、マレン獲得が現実のものとなるか注目が集まる。