ユベントスの獲得リストに名前が載るシュクリニアル、ガラタサライ移籍が濃厚に
Foot Italia
ミラン・シュクリニアルのキャリアが、この冬の移籍市場でトルコでの再起を迎える可能性が高まっている。トルコの報道によれば、スロバキア代表センターバックはすでにガラタサライと契約合意に達しており、1月の移籍が現実味を帯びているという。
パリ・サンジェルマン(PSG)での立場が厳しくなっているシュクリニアル。インテルから2023年夏にフリートランスファーで加入したものの、ルイス・エンリケ監督の構想外となり、今シーズンのリーグ・アンではわずか5試合、381分間の出場にとどまっている。負傷やパフォーマンスの低調さが影響し、信頼を掴めていない状況だ。
現在、ガラタサライはPSGとの間で6カ月間のローン移籍と、シーズン終了後の買取オプションを含む契約交渉を進めているとされる。オカン・ブルク監督のチームに加入すれば、シュクリニアルはトルコ・スーパーリーグとヨーロッパリーグの両大会で、レギュラーの座を確保するチャンスを得ることになる。特にヨーロッパリーグでは、ガラタサライはラウンド16への直接進出を目指している。
この動きにより、シュクリニアルのイタリア復帰の噂は終止符を打たれる模様だ。ユベントスも一時は関心を示していたが、より優先度の高いターゲットとして、ダヴィド・ハンツコ(フェイエノールト)、アントニオ・シウヴァ(ベンフィカ)、ACミランのフィカヨ・トモリを挙げており、本格的なアプローチには至っていない。また、ナポリもシュクリニアルを検討していたが、PSGが高額な給与の一部を負担する場合のみとされていた。
ガラタサライへの移籍が成立すれば、シュクリニアルにとってはレギュラー復帰とキャリア再起の重要な一歩となるだろう。