評論家プンディット「シーズン序盤と違い、ユベントスにもはや鉄壁という印象はない」
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ユベントスは昨夜のモンツァ戦で、待望の勝利を手にし、重要な3ポイントを獲得した。長らく続いたセリエAでの未勝利が終わり、選手たちやファンはこの勢いを維持し、シーズンを好転させたいと考えている。しかし、かつてチームの強みだった守備力が低下していると指摘する声もある。
開幕当初、グレイソン・ブレーメルとフアン・カバルのコンビは堅守を誇っていたが、両者とも長期離脱を強いられている状況だ。シーズン終盤までの復帰は見込まれておらず、ブレーメルを欠いた後の守備陣は脆さを露呈している。ブラジル人CBが健在だった時、ユベントスのゴールはほぼ無敵で、相手チームがシュートすら許されない場面が多かった。しかし現在では、失点が目立つようになり、懸念が広がっている。
評論家のプンディットは、現在のユベントスの状況についてTuttomercatowebで次のように語った。
「ユーベはそれなりに守備をしていた。ただ、シーズン序盤と違い、もはや鉄壁という印象はない。序盤戦では相手がシュートさえ打てなかった。ダニーロ?彼はリーダーであり、キャプテンだ。今季は出場機会が少ないながらも、彼の存在感は変わらない。」
守備の課題を抱えつつも、ダニーロはチームの精神的支柱として重要な役割を果たしている。出場時間が限られる中でも、キャプテンとしてのリーダーシップを発揮しているのは確かだ。
ユベントスが更なる進化を遂げるためには、守備の脆弱性を克服すると同時に、攻撃面での改善が不可欠だ。クリーンシートを守りながらも勝利を逃す状況では、タイトル争いに加わるのは難しいだろう。プンディットも指摘するように、勝ち点3を積み重ねるためには、得点力の向上が鍵となる。