名将カペッロ「モンツァ戦のヴラボビッチの態度は理解できない。周囲への敬意を欠いている」
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伝説的なイタリア人監督ファビオ・カペッロは、モンツァ戦でのドゥシャン・ヴラホヴィッチのパフォーマンスに不満を示した。
ビアンコネリはU-Powerスタジアムで2-1の勝利を収め、不調のトンネルを抜け出した。ウェストン・マッケニーがコーナーキックからの近距離ボレーで先制点を奪取。ホームチームのサミュエル・ビリンデッリが強烈なシュートで同点に追いついたが、直後にニコ・ゴンサレスが再びリードを奪い、ユベントスにとって重要な勝ち点3をもたらした。
一方で、ヴラホヴィッチは静かな夜を過ごし、明らかに供給不足に苛立つ様子が見られた。ティアゴ・モッタ監督は85分にセルビア人ストライカーを下げ、ヴァシリイェ・アジッチを投入したが、ヴラホヴィッチはこれに不満を示した。ベンチで怒りをあらわにする姿がカメラに捉えられたが、この態度は古風な考えを持つカペッロには受け入れ難いものだった。
「彼がモッタではなく、自分自身に怒っていたことを願うよ」と、カペッロは『ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで語った。
「こうした態度は理解できないし、監督や交代で入るチームメートへの重大な敬意欠如だと思う。ヴラホヴィッチは得点できなかったことでイライラしていたのかもしれないが、それは良くない。」
また、勝利を収めたにも関わらず、カペッロはユベントスのパフォーマンス全体に納得していない様子だった。
「ユベントスはようやくモンツァで勝利したが、それでもまだ納得させる内容ではなかった。前半はコープマイネルスが中盤で良い働きをしており、コントロールできていたが、後半の最後20~25分間は守備に徹する形になり、まるで後がないかのように自陣ペナルティエリアに引きこもっていた。もう少し違うスタイルのサッカーを期待していた。」