ユベントスの若手有望株、ムバングラに移籍の可能性浮上ーーーフランスとドイツのクラブが関心か！
Foot Italia
ユベントス期待のベルギー人ウインガー、サミュエル・ムバングラに1月の移籍市場で動きがあるかもしれない。20歳のエムバングラはシーズン序盤の活躍が評価され、フランスやドイツの複数クラブが関心を寄せている。この注目度の高まりにより、ユベントスが補強資金を捻出するために彼を売却する可能性が出てきた。
ムバングラはシーズン開始から印象的なパフォーマンスを披露し、ティアゴ・モッタ監督の信頼を得る場面も多かった。数的優位を作り出す能力や攻撃の最終局面での影響力は評価されているが、依然として「不可欠」と言える選手ではない。今季はヴェローナ戦とボローニャ戦でゴールを記録し、さらに3アシストを記録。特にボローニャ戦での終盤の同点弾は、重要な場面で結果を残せる力を証明した。
Calciomercatoによると、こうした活躍にもかかわらず、またはそれゆえに、ユベントスは財政上の理由からエムバングラの売却を検討しているという。その市場価値は800万〜1000万ユーロと見積もられており、この金額はクラブと選手双方にとって魅力的なオファーとなる可能性がある。ムバングラにとっては、若手の育成に定評のあるリーグでより多くの出場機会を得るチャンスとなり、ユベントスにとっては新たな補強資金を生み出す手段となる。
現在、ユベントスは攻撃的なポジションにおいてユルディス、ニコ・ゴンサレス、コンセイソン、ウェア、アジッチ、さらには多才なマッケニーといった豊富な選択肢を擁しており、負傷者が出ない限り層の厚さに問題はない。一方で、特に守備陣やヴラホヴィッチの控えとなるフォワードの補強が必要とされている。これらの補強を進めるためにも、過剰戦力の整理が不可欠となるだろう。