アタッカーの補強に動くユベントス、レバークーゼンで"確変中"のパトリック・シックに注目か!
Foot Italia
バイエル・レバークーゼンのパトリック・シックがブンデスリーガで圧巻のパフォーマンスを披露。フライブルク戦で4ゴールを挙げ、チームを5-1の大勝に導いた。
チェコ代表ストライカーの活躍は、レバークーゼンを首位バイエルン・ミュンヘンに肉薄させるだけでなく、自身の移籍市場での注目度を再燃させる結果となった。
シックの4得点は、フロリアン・ヴィルツが序盤にPKを失敗した後に記録され、27歳のストライカーがいかに重要な局面で力を発揮できるかを証明した。この活躍でシーズン通算9ゴールに到達。スロースタートだった今季を見事に挽回してみせた。
ローマやサンプドリアでのプレー経験を持つシックだが、今季序盤はリーグ戦でゴールが遠く、得点の多くをチャンピオンズリーグやDFBポカールで挙げていた。しかし、ビクター・ボニフェイスの負傷離脱というチャンスを掴み、レバークーゼンのエースとしての地位を確立した。
ユベントスがシックに注目か
『カルチョメルカート』によると、シックの復活劇は複数のクラブの関心を引きつけており、その中にはユベントスの名前も挙がっている。ビアンコネリは、ドゥシャン・ヴラホヴィッチの将来が不透明であり、アルカディウシュ・ミリクが負傷中であることから、攻撃陣の補強を検討している模様だ。
現在、ユベントスの補強プランの中心はディフェンスだが、トップクラスのストライカーが必要となる可能性も否定できない。ヴラホヴィッチの契約延長交渉が2026年以降を巡って停滞していることも、ビアンコネリの移籍戦略を複雑にしている要因の一つだ。
シックは2020年9月のレバークーゼン加入以降、公式戦143試合で67ゴールを記録しており、ユベントスが求める解決策となり得る。現在の契約は2027年まで残っているが、この活躍を受けてトリノのクラブが動く可能性は十分にある。
なお、シックは2017年夏にもユベントス移籍の可能性があったが、当時は実現に至らなかった。その数年後、ついに待望の移籍が実現する可能性が浮上している。