【マッチレビュー】ユベントス、連続ドローを断ち切る重要な勝利ーーーゴンザレスが決勝ゴール
Foot Italia
ユベントスがセリエAで続いていた4試合連続ドローの流れを断ち切り、モンツァを下して貴重な勝ち点3を手にした。試合前、ビアンコネリはヴェネツィア戦での引き分けを受けて批判を浴びており、この一戦は流れを変える重要な試合となった。一方、敗れたモンツァはリーグ最下位に沈んでいる。
この試合でユベントスは複数の負傷者を抱える厳しい状況に直面。主力のダニーロやティム・ウェアを欠き、マッケニーが左サイドバック、ニコ・ゴンサレスがトレクアルティスタとして新たな役割を担った。一方のモンツァも、ダニエル・マルディーニやアンドレア・ペターニャらを欠き、負傷と出場停止に苦しむ布陣で臨んだ。
試合展開
試合開始直後、ユルディスのクリアミスからモンツァにビッグチャンスが訪れるも得点には至らず。その後、ユベントスがコーナーキックの混戦から主導権を握る。14分、コープマイネルスの正確なコーナーからマッケニーが押し込み、ユベントスが先制点を挙げた。
しかし、モンツァも反撃。22分、サムエレ・ビリンデッリが14メートルの距離から鮮やかなボレーを決め、見事に同点とした。ビリンデッリにとってはこれがセリエAでの初ゴールとなった。
ユベントスはすぐに態勢を立て直し、39分にロカテッリのアシストからニコ・ゴンザレスがゴールを決めて再びリードを奪う。ゴンザレスはコッパイタリアのカリアリ戦に続く2試合連続ゴールとなった。
後半の攻防
後半は互いに得点を狙う展開が続き、ゴールキーパーの好セーブや決定機の逸も見られたが、スコアは動かず。ユベントスは緊張感のある試合をものにし、連続ドローによる停滞から抜け出した。一方のモンツァは苦しい状況が続いている。
試合結果
得点者
ユベントス:マッケニー(14分)、ロカテッリ(39分)
モンツァ:ビリンデッリ(22分)
モンツァ(4-4-2)
トゥラーティ;キリアコプロス、ダンブロージオ、パブロ・マリ、カルボーニ;ビリンデッリ、ビアンコ、ボンド、ペドロ・ペレイラ(71分 チュッリア);カプラーリ、モタ・カルヴァーリョ
ユベントス(4-2-3-1)
ディ・グレゴリオ;サヴォーナ、ガッティ、カルル、マッケニー;ロカテッリ、コープマイネルス(46分 K. テュラム);コンセイソン、ニコ・ゴンサレス(63分 カンビアーゾ)、ユルディス;ヴラホヴィッチ