モンツァ戦に向かうティアゴ・モッタ監督「ユルディスは右ウィングでもプレー可能だ。ロカテッリのセンターバック起用については…」
Foot Italia
ユベントスは、セリエAのモンツァ戦を控えた中で、ティアゴ・モッタ監督がメディア対応を行い、ここ数試合の引き分け続きに終止符を打つ必要性を強調した。ボローニャ戦とヴェネツィア戦が連続でドローに終わったことを受け、チームの改善を求める声が高まっている。
モッタは試合への期待を語り、「良いプレーを見たい。どの相手に対しても全力で臨むことが大切だ。モンツァは優れたチームであり、良い監督がいる。我々も最高の試合をするために全力を尽くす必要がある」とコメント。
負傷者続出の状況に言及
チームの負傷者リストは依然として長く、モッタは以下の選手がモンツァ戦で欠場することを確認した。「明日はブレーメル、カバル、ミリク、ロウヒ、ウェア、ドウグラス・ルイスが不在になる。ドウグラス・ルイスについては帯同させることも可能だが、全員が完全にフィットすることが重要だ。次の試合に向けての状況を見ていく」。
過去よりも目の前の試合に集中
最近の試合内容について問われると、モッタは次のように述べた。「明日の試合に正しく臨むことだけを考えている。大きなパフォーマンスを見せたい。それ以外のことは過去の話だ。我々には改善すべき点があるが、まずは次の試合に集中することが必要だ」。
ロカテッリの起用法と若手選手の台頭
マヌエル・ロカテッリのポジションについては、「すべてはチームのためだ。マヌエルは多くの役割に適応できる選手だ。もちろん彼は中央のミッドフィルダーだが、センターバックとして起用することについて本人とも話し合い、納得してもらった」と説明。
また、若手選手の活躍についても触れ、「評価は皆さんに任せるが、全員の努力には満足している。ただし、私自身を含め、常により多くを求めている」と語った。
ゴンサレスとユルディスへの期待
ニコ・ゴンサレスの復帰後のパフォーマンスについては、「強い選手はどこでもプレーできる。ニコは強い選手であり、どのポジションでもベストを尽くしてくれるだろう」と期待を寄せた。また、ケナン・ユルディスについては、「彼は左ウイング、攻撃的ミッドフィルダー、ストライカーとしても良いプレーを見せている。右ウイングでもプレー可能だ」とその多才さを評価した。
移籍市場についての展望
負傷者が相次ぐ中での補強の可能性については、「ディレクターと完全に連携している。移籍市場が開けばその時に考える。今はプレゼントの話ではなく、モンツァ戦に集中することが必要だ」と述べた。
指揮官としての姿勢
ユベントスでの初めての数か月について問われたモッタは、「何も予想しないし、想像もしない。ただ、すべてに立ち向かう準備はできている。それがこの仕事の面白さだ」と締めくくった。