ユベントス"再度"ミランからセンターバックを獲得か!フィカヨ・トモリの名前が浮上
Foot Italia
ユベントスは1月の移籍市場で守備陣の強化を目指しており、ミランのフィカヨ・トモリが候補として浮上している。イングランド代表のトモリは、ポルトガル人指揮官パウロ・フォンセカの下で出場機会が限られており、新たな挑戦を検討する意向があるという。
トゥットスポルトによると、トモリの状況は意外な方向に進んでいる。現在ミランでは、ガッビアとティアウのセンターバックコンビが優先され、バックアップにはパヴロヴィッチが起用されている。この予想外の展開により、トモリの将来についての憶測が広がっている。これまでロッソネリで確固たる地位を築いてきた彼の現状は、多くの注目を集めている。
ユベントスのスポーツディレクター、クリスティアーノ・ジュントリは守備陣の補強に向けた複数の選択肢を模索しており、その中にはトモリのほか、フェイエノールトのダヴィド・ハンコ、ベンフィカのアントニオ・シウヴァの名前も挙がっている。また、セリエAからはエンポリのアルディアン・イスマイリやジェノアのヨハン・バスケスも検討されている。
トモリの移籍が実現すれば、今夏ミランがピエール・カルルを放出した際のローン移籍に似た形態になる可能性がある。しかし、ミランの経営陣はライバルクラブで自チームの選手が成功するリスクを避けたい考えもあり、この移籍交渉は簡単ではない。それでもユベントスは交渉に意欲的だ。
トモリは2021年1月にチェルシーからミランへ3500万ユーロで加入。契約は2027年6月までで、年俸は350万ユーロと報じられている。ミランでの在籍期間中、公式戦156試合に出場し、7ゴール1アシストを記録。2022年のスクデット獲得にも大きく貢献した。