ナポリ、ダニーロ獲得を諦めずーーーブオンジョルノ負傷で守備強化が急務に
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ナポリがアレッサンドロ・ブオンジョルノの負傷離脱を受け、守備陣の補強に動いているようだ。『Sky Sport Italia』が報じたところによると、ナポリのスポーツディレクターであるジョヴァンニ・マンナが、ユベントスのキャプテン、ダニーロ獲得を狙っているという。
アントニオ・コンテ監督はこれまで主にブオンジョルノとアミール・ラフマニのコンビに依存してきたが、その他の選択肢が限られていることから、お気に入りの3-4-2-1から4-3-3へのフォーメーション変更を余儀なくされていた。今回の負傷で状況はさらに厳しくなり、1月の移籍市場で複数の守備的オプションを獲得する可能性が高まっている。
マンナはユベントスでNext Genチームの構築に成功した後、2023年にプリズマ裁判(給与操作疑惑)による混乱の中で出場停止となったフェデリコ・ケルビーニの後任としてトップチームの役割に就いた経歴を持つ。現在は、ダニーロのユベントスでの微妙な状況を利用して、ナポリへの加入を画策しているという。
ダニーロはここ数年、ユベントスの守備の要として活躍し、2023年夏にはキャプテンに任命された。しかし、今季序盤はベンチを温めることが多く、ティアゴ・モッタ監督が他の選手を優先した影響もあり、パフォーマンスも低迷していた。
それでも、負傷者が相次ぐ中で再び出場機会を得て、安定したプレーを見せるようになった。しかし、契約が今季終了後に切れる中、更新の話は進んでいない。ダニーロ自身はシーズン途中での移籍に否定的な姿勢を示しているものの、クラブの経営陣がどのような判断を下すかはまだ不透明だ。
ナポリの守備陣再編が迫る中、経験豊富なダニーロがその答えとなるのか、移籍市場の動向に注目が集まる。