ユベントスが補強候補にあげるシュクリニアル、1月にPSG退団へ? ナポリも関心か
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パリ・サンジェルマン(PSG)が、ユベントスの補強候補として注目されているミラン・シュクリニアルを1月の移籍市場で放出する意向を示していると報じられている。
29歳のシュクリニアルは、インテル在籍時にセリエAで最も堅実なディフェンダーの一人として名を馳せたが、2023年夏にフリートランスファーでフランス王者に加入して以降、フォームや自信、出場機会を失っている。今シーズン、リーグ・アンではわずか5試合の出場にとどまり、全公式戦でのプレー時間は380分に過ぎない。
カルチョメルカートの報道によれば、ルイス・エンリケ監督の信頼を勝ち取れなかったシュクリニアルは、シーズン途中の移籍市場に向けて放出リストに名を連ねたという。
これは、グレイソン・ブレーメルのシーズン絶望的な負傷を受け、新たなセンターバックを切望するユベントスにとって絶好の機会となるかもしれない。スポーツディレクターのクリスティアーノ・ジュントリは、1月に守備陣を補強する意向を繰り返し明言している。
数カ月にわたり、シュクリニアルの名前はユベントスの補強候補として頻繁に挙がっており、同選手が最優先ターゲットとされていた。しかし、最近では21歳のポルトガル人ディフェンダー、アントニオ・シウバの名前が急浮上。ベンフィカ退団を希望しているとされるシウバの代理人ジョルジュ・メンデスは、ユベントスと良好な関係を持つことで知られる。
現時点では、ユベントスがシュクリニアル獲得に引き続き注力しているのか、それとも他のターゲットに移行したのかは不透明だ。
なお、ナポリもシュクリニアル獲得に興味を示しており、アントニオ・コンテ監督が守備陣の補強を要請しているという。ナポリは、PSGが選手の年俸900万ユーロの一部を負担する形でのローン移籍を模索していると報じられている。
ユベントスとナポリの争奪戦が今後どのように展開するのか、注目が集まる。