ユルディスが将来について言及「5年後もこのユニフォームを着て、勝利のために全力を尽くしている自分がいるはずだ」
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ユベントスの若き才能ケナン・ユルディスが、ファン投票によるゴールデンボーイWeb賞を受賞。この栄誉について、『トゥットスポルト』のインタビューで感謝と今後の抱負を語った。
「この賞を受け取れたことは誇りに思う。特にファンの評価によるものだからこそ嬉しい」とユルディスはコメント。「僕たちはファンのためにプレーしている。彼らに感動を与え、喜ばせるためだ。今回は彼らが僕を幸せにしてくれた」と感謝の意を示した。
今シーズン、ユルディスはユベントスで背番号10を背負い、チャンピオンズリーグで得点を記録するなど、順調なキャリアのスタートを切っている。それでも自身の成長に対する謙虚さを忘れていない。「まだ始まったばかり。学ぶべきことが多く、成長させたい部分もたくさんある」と語り、「ただ、悪くないスタートだと思うけどね」と笑みを見せた。
また、ユルディスは生活の拠点となっているトリノへの愛着も口にした。「トリノは美しくて静かな街。人々は親切で礼儀正しい。街の中心を問題なく歩けるし、素晴らしい散歩を楽しめる」と述べ、「もちろん、時々サインや写真を求められるけど、それも嬉しいことだよ」と話した。
さらに、ユベントスが若手育成に注力している姿勢についても称賛。「Next Genはとても重要だと思う。若手が自分の価値を示し、トップチームへの大きなジャンプを乗り越えやすくしてくれる。クラブが僕やサヴォーナ、ムバングラ、アジッチ、ルーイのような選手に投資してくれるのは素晴らしいこと」と述べ、「あとは僕たち次第。クラブの信頼に応えるためにベストを尽くす必要がある」と力強く語った。
チームメートとの関係については、「僕たちは非常に結束力のあるグループで、全員と仲が良い」と強調。「特定の選手と特に親しいというわけではないけど、若手の一人として年齢の近いチームメートと過ごす時間が多いのは確かだね」と話した。
また、マンチェスター・シティ戦後にポール・スコールズから称賛されたことについては、「あのようなチャンピオンから評価されるのは誇りであり、大きな喜びだ。特にマンチェスター・シティに勝利した後のことだから、なおさらだね」と喜びを表した。
ソーシャルメディアの使用については、「正直なところ、あまり熱中していない。同世代の子たちと同じように使っているけど、たまには離れて他の興味を育てるのも大事だと思う」と冷静な姿勢を見せた。
トルコ代表としてプレーする際、ユベントスについてよく聞かれることについては、「何を聞かれるかよりも、僕が何を答えるかが重要」とし、「このクラブがいかに特別で、このユニフォーム、特に背番号10を着ることがどれほど誇りに満ちているかを伝えている」と語った。
最後に、ユベントスでの将来については明確な目標を掲げた。「5年後もこのユニフォームを着て、勝利のために全力を尽くしている自分がいるはずだ」と力強く締めくくった。