【Goal Italia】カリアリ戦 採点
(画像:GettyImages)
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ユベントス、4発快勝でコッパ・イタリア準々決勝へ:カリアリを圧倒しエンポリと激突へ
ユベントスが久々の息継ぎを果たした。カリアリ相手に4-0の完勝を収め、コッパ・イタリア準々決勝へと駒を進めた。サポーターとの緊張関係に揺れていたこの一戦で、主役となったのはドゥシャン・ヴラホヴィッチだ。
試合開始直後、カリアリがスタジアムを一瞬凍りつかせる。わずか40秒、ラパドゥーラがディ・グレゴリオを脅かすシュートで試合の難しさを予告。その後、ユルディスのバイシクル未遂やコンセイソンの再三の仕掛けが続くも、なかなかゴールは割れない。それでも、前半終了間際の44分、ヴラホヴィッチがディフェンダーを背負いながらも難しいゴールを決めて均衡を破る。批判の的でありながらも、その実力は疑いようがない。まさに彼がチームを救う存在だった。
後半はユベントスが完全に試合を支配する。52分、コープマイネルスのFKが美しい軌道を描いてネットを揺らし、2-0とリードを広げる。その後、コンセイソンとヴラホヴィッチが立て続けにゴールに迫るも、オフサイドで2得点が取り消される。それでも、79分にコンセイソンがニコ・ゴンサレスのアシストから3点目をマーク。試合を締めくくったのは復帰戦のニコ・ゴンサレスだ。巧みなループシュートで4-0とし、今季不在の重みを再認識させる活躍を見せた。
ユベントスは次戦、エンポリとの準々決勝に臨む。