ユベントスFDジュントリが冬の移籍市場に言及「ザーグツィ?我々はミリクの復帰を待っている」
Foot Italia
ヴェネツィア戦を控えたユベントスのフットボールディレクター、クリスティアーノ・ジュントリがメディアに対応し、クラブの現状や今後の展望について語った。このコメントは、怪我人が相次ぎチーム編成に苦しむ状況の中で発せられたものだ。
ジュントリはまず、直近のマンチェスター・シティ戦を振り返り、その意義を強調。「シティとの試合は非常に重要だった。こういった試合はチームの成長に繋がるものだ。結果も重要だが、パフォーマンスも非常に高いレベルだった」と述べた。その上で、セリエAにおけるタイトル争いへの意欲も示し、「常に勝利を目指している。それが成功する時もあれば、そうでない時もあるが、目指すべきところは変わらない」と語った。
冬の移籍市場での補強を示唆
1月の移籍市場については、怪我人による戦力ダウンに言及。「ここ2カ月で5人から9人の選手を欠いており、その中にはシーズン中の復帰が見込めないディフェンダーもいる。守備陣に手を打つ必要がある。現有戦力を維持し、部分的に貢献してきた選手たちの復帰を待つ方針だ」と補強の必要性を示唆した。
ミリクの復帰状況とザークツィに関する言及
負傷中のアレク・ミリクについては回復が順調であることを報告。「ミリクは順調に回復している。膝の状態も問題ない。早期復帰を期待している」と述べた。一方で、バイエルン・ミュンヘンのジョシュア・ザークツィへの関心については、「ザークツィ?非常に優れた選手だが、彼は他チームの所属選手だ。我々はミリクの復帰を待っている」とコメント。具体的な動きは示さなかった。
クラブの野心と未来への視点
クラブの方向性について問われたジュントリは、オーナーシップの野心を認めながらも、現在の状況を冷静に見つめていると強調。「オーナー陣は常に非常に野心的だ。ただ、今がどういう時期なのか、全員が理解している。我々はピッチ内外で改善すべき点がある。チームは若いが、大きな未来が待っていると確信している」と語り、クラブ全体で困難な状況を乗り越える意志を示した。
怪我人の続出により試練が続くユベントスだが、ジュントリの言葉からは、短期的な補強と長期的な成長の両方を視野に入れた姿勢が伺える。