ヴラホヴィッチ、ヴェネツィア戦後にユーベのウルトラスと口論にーーー「根性を見せろ」のチャントが再び
(画像:GettyImages)
↓↓↓編集長ミツの一言は次のページへ↓↓↓
Football Italia
ヴェネツィアとの2-2の引き分け後、ユベントスのドゥシャン・ヴラホヴィッチとスタンドのウルトラスとの間で緊張が走った。試合終了後、選手たちがファンの前に歩み寄る際に、侮辱的な言葉が飛び交い、ヴラホヴィッチは激しく反応。選手とファンの間で怒号が行き交う事態となった。
この試合でユベントスは、ミラン、レッチェ、ボローニャとの連続ドローに続く4試合目のセリエA引き分けを記録。ボローニャ戦と同様、終了間際のゴールで辛うじて引き分けに持ち込む展開となったが、ヴラホヴィッチがPKを沈めたその冷静さは、試合終了後に消え去った。
ウルトラスへの反発
試合終了の笛が鳴った後、伝統に則り選手たちはクルヴァのファンのもとへ向かった。しかし、ウルトラスから浴びせられた侮辱的なチャントや批判に対し、ヴラホヴィッチは怒りを露わにし、彼らに向かって言葉を返しながらジェスチャーで反論した。
スカイ・スポーツ・イタリアによると、選手たちが立ち去る際にも罵声が続き、ヴラホヴィッチは再び振り返って皮肉たっぷりのサムズアップを見せる場面があった。
「根性を見せろ」のチャント再び
セリエAのホームゲームで、ウルトラスが試合中に「根性を見せろ」とチャントを送るのはこれで2試合連続となる。前回も終了間際のゴールで事態は収まったが、今回は降格圏に沈むヴェネツィア相手の2-2という結果では、ファンの不満を和らげるには至らなかった。
アリアンツ・スタジアムのスタンドは、ユベントスの低調なパフォーマンスに対するフラストレーションで包まれたままだ。