【Goal ltalia】ヴェネツィア戦 採点
Goal ltalia
ユベントス、ヴェネツィアと2-2のドローで辛くも勝点1を確保
ユベントスにとって「再起をかけた一戦」となるはずだった試合が、またしても苦い結果に終わった。トリノダービー以来リーグ戦で勝利のないユベントスは、ホームで最下位のヴェネツィア相手に2-2の引き分け。試合終了間際にヴラホヴィッチのPKで何とか敗戦を免れた。
アリアンツ・スタジアムでの一戦は、開始直後からユベントスが試合を支配する展開に。しかし、格下と見られたヴェネツィアは臆することなく果敢な姿勢で応戦した。守備を固めながらも攻撃に転じる場面では確実に存在感を示した。
試合経過
試合の均衡を破ったのは19分、コーナーキックからのセットプレーだった。テュラムのヘディングで流れたボールを、ゴール前のガッティが右足で押し込んで先制。しかし、このリードが試合を楽にすることはなかった。
ヴェネツィアはすぐさま反撃。アンダーセンのシュートがクロスバーをかすめ、続けてポーハンパロとブシオが惜しい場面を作る。前半は1-0のまま終了したものの、後半に試合が大きく動く。
61分、ヴェネツィアはザンパーノのクロスからエッレルトソンが頭で合わせ同点ゴールを決める。勢いに乗ったヴェネツィアは守備を固めつつ、さらに攻勢を強める。そして83分、ニコルッシ・カヴィーリャのフリーキックがガッティの頭に当たりオウンゴール。ユベントスは土壇場で1-2と逆転を許してしまう。
しかし、試合終了間際のドラマが待っていた。後半アディショナルタイム、カンデラのハンドでPKが与えられると、ヴラホヴィッチがこれを冷静に沈めて2-2。ユベントスは辛うじて勝点1を拾った。