ユベントス、フィオレンティーナで不満を抱えるパリーシを注視かーーー冬の退団は決定的
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ユベントスがフィオレンティーナで不満を抱えるファビアーノ・パリーシの動向を注視している模様だ。トスカーナのクラブで出場機会が減少したことに不満を募らせているという。
ビアンコネリは1月の移籍市場で最低でも1人のディフェンダーを補強する意向だ。グレイソン・ブレーメルのACL断裂という重大な負傷を受け、新たなセンターバック獲得が最優先事項となる一方、左サイドバックの補強もフアン・カバルの負傷や若手ジョナス・ルーイの経験不足を考慮すると、クリスティアーノ・ジュントリのリストに挙がっている可能性が高い。
そのタイミングで、フィオレンティーナには退団を希望している左サイドバックが2人いるという状況だ。エージェントのマリオ・ジュフレディによれば、パリーシとクリスティアーノ・ビラーギの両選手が1月の移籍を希望しており、フィオレンティーナのラファエレ・パッラディーノ監督がロビン・ゴセンスを両者より優先して起用していることに不満を示している。
「移籍市場が終わった時点でパッラディーノに返答するが、今は多くを語るつもりはない。ただ1月に彼らが退団するのは間違いない」と、ジュフレディはFirenzeViolaのインタビューで語った。さらに、「その時になれば、どれだけ度胸があるかを見せてもらおう」と監督に挑発的な言葉を投げかけている。
ユベントスとしては、若いチーム作りを進めている中で年齢的にビラーギは対象外となる可能性が高いが、パリーシは条件に合致する存在だ。同クラブはすでにエンポリでブレイクした当時のパリーシを追跡していたが、2023年夏に彼がヴィオラへと移籍した経緯がある。それ以降、アルテミオ・フランキでは出場機会を確保できず、選手とエージェントは忍耐の限界を迎えているようだ。
Tuttosportの報道によれば、ユベントスはこの機会を活かして1月にパリーシ獲得を目指す可能性がある。両クラブ間にはライバル関係があるものの、過去数年間で複数の取引が実現しており、最近ではモイズ・キーンのトスカーナへの移籍がその例だ。
パリーシの契約は2028年6月まで有効で、推定市場価値は1000万ユーロ未満とされている。