【ヴェネツィア戦】モッタ監督「ベンチには入らないが選手たちを200パーセント信頼している」
Foot Italia
ユベントスはマンチェスター・シティ戦での見事なチャンピオンズリーグ勝利を経て、セリエAのヴェネツィア戦に挑む。試合は12月14日、アリアンツ・スタジアムで行われ、チームはリーグ戦での順位向上を目指して勝ち点獲得を狙う。
試合を前に行われた記者会見で、ティアゴ・モッタ監督はチームの準備状況や選手の状態についてコメント。対戦相手に関わらず一貫した姿勢を保つ重要性を強調した。
「我々のアプローチは常に同じだ。集中し、決意を持ち、相手を尊重する。シティ戦でもレッチェ戦でもそうだったし、明日のヴェネツィア戦でも変わらない。フィールドに立ち、常により良いプレーを目指すこと。謙虚さ、決意、連帯感が重要だ」と語った。
出場不可の選手たち
モッタは、複数の選手が負傷などで出場できない状況についても言及。
「ブレーメル、カバル、ミリク、そしてルーイは軽い筋肉の問題で明日は出場不可だ。カンビアーゾもまだ回復しておらず、痛みがあるためプレーは難しい。だが、ニコ・ゴンサレスがグループに復帰する。彼自身とても喜んでいるし、メディカルスタッフやパフォーマンススタッフが懸命に働いてくれた。明日の試合で数分間起用できるかもしれないが、試合の状況次第で判断する」と説明した。
ヴラホヴィッチや他選手への期待
シティ戦でのパフォーマンスについて触れたモッタは、ドゥシャン・ヴラホヴィッチに対する満足感を示した。
「彼はシティ戦で非常に良いプレーをした。彼の働きぶりには満足している。明日の試合でも素晴らしいプレーをする機会があるだろう」とコメント。
また、トゥーン・コープマイネルスについても絶賛。
「彼はチームにとって不可欠な存在だ。彼は何でもこなせる。彼のメンタル面も非常に優れており、困難に直面したときの反応も素晴らしい。だからこそ、彼をピッチから外すのは難しい。チームを大いに助けてくれる存在だ」と述べた。
ヴェネツィアの脅威と試合への意気込み
対戦相手のヴェネツィアについては、「彼らは常に良いプレーを目指しているチームだ。多くの相手にとって厄介なスタイルを持っており、経験豊富な監督がいる。彼らが作り出す魅力的なフットボールには多くの成功がある。我々は自分たちのゲームプランをしっかり遂行することに集中する」とコメント。
自身のベンチ入り禁止処分については楽観的な姿勢を見せた。
「明日は初めてベンチに入らないことになるが、大きな影響はないと思っている。ピッチ上では見えないことがベンチからは見えることもあるし、その逆もある。選手たちを200%信頼している。リズムと強度を持って試合に入ることが重要だ」と語った。
キーパーとマッケニーへの期待
ゴールキーパーについても言及し、「ディ・グレゴリオ、ペリン、ピンソーリオ、3人とも素晴らしいキーパーだ。常に出場の可能性を持っている。明日はローテーションをする可能性もある。それが選手たち、そしてチーム全体にプラスになる」と述べた。
ウェストン・マッケニーについては、「前回の試合では良い形で投入できた。まだレベルアップできるし、相手のエリアに入り込むフィジカルや技術的特徴を持っている。シティ戦では見事なゴールを決めたが、それはフィニッシュだけでなく全体のプレーが素晴らしかった。明日の試合では先発の可能性がある」と期待を寄せた。
明日の試合、ユベントスはモッタ不在の中で、どのようなパフォーマンスを見せるのか注目が集まる。