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【マッチプレビュー】ユベントス、ヴェネツィアをホームで迎え撃つーーーCL勝利の勢いのままリーグ戦へ



(画像:GettyImages)

Foot Italia

ユベントスは、ミッドウィークのチャンピオンズリーグでマンチェスター・シティを2-0で破る快挙を成し遂げた勢いをそのままに、土曜夜のセリエAで最下位ヴェネツィアを迎え撃つ。

しかし、国内リーグでは最近やや精彩を欠いており、ここで確実に勝利を収め、再び安定した戦いを取り戻したいところだ。

ティアゴ・モッタ率いるユベントスは現在セリエAで6位。15試合中9試合が引き分けという結果により、無敗記録を保ちながらもスクデット争いで足踏みしているのが現状だ。だが、この停滞を打破するには、引き分けを確実に勝ち点3へと変えていく必要がある。対するヴェネツィアは残留争いの真っ只中。勝利が求められる試合で、ユベントスは勝ち点を落とすわけにはいかない。

モッタ体制下のユベントスは守備力が一つの特徴となっている。今シーズン、セリエAで被シュート数、被枠内シュート数が最少という堅牢さを誇る。ただし、攻撃陣は守備陣ほど安定しておらず、夏の大規模な補強にもかかわらず課題を抱えているのが実情だ。

勝利を収めたマンチェスター・シティ戦では、ドゥシャン・ヴラホヴィッチとウェストン・マッケニーが得点を挙げ、ミケーレ・ディ・グレゴリオが数々の好セーブでクリーンシートを達成。自信を高めた状態でリーグ戦に臨むことになる。

一方、ヴェネツィアは昨季セリエBプレーオフを制して昇格したが、今季は苦戦が続いている。ここまでわずか2勝しか挙げられず、降格圏を抜け出すには3ポイントが必要な状況だ。特にアウェイ戦では成績が振るわず、リーグ最多失点を記録している。

ヴェネツィアがトリノで最後にユベントスに勝利したのは1962年4月まで遡り、以降10連敗中。さらに、その間の平均失点は2.8と、相性の悪さが際立つ。今回も大きな試練が待ち受けている。

ヴェネツィアの数少ない希望の光はガエターノ・オリスタニオの活躍だ。前節のコモ戦でも貴重な同点ゴールを挙げた。ただし、チーム全体の課題は明らかで、今季リードを奪った試合で16ポイントを落としており、この数字は欧州5大リーグでワーストタイとなっている。

 

 

チームニュース

ユベントスには負傷者が多いものの、複数の主力が復帰している。ヴラホヴィッチ、マッケニー、サヴォーナ、ドウグラス・ルイスはマンチェスター・シティ戦に出場。アンドレア・カンビアーゾは足首の捻挫で出場が微妙だが、ニコ・ゴンサレスの復帰も近いとされる。フアン・カバル、ブレーメル、アルカディウシュ・ミリクは引き続き欠場。ケナン・ユルディスやサミュエル・ムバングラといった若手の起用も期待される。

ヴェネツィアでは、ジョエル・ポーハンパロが攻撃の軸を担い、オリスタニオがそのサポートに入る見込みだ。元ユベントスユースのハンス・ニコルッシ・カヴィーリアは今季中盤の中心として活躍しており、ユベントスの中盤全員を合わせた得点数を上回っている。アルフレッド・ダンカンとリッチー・サグラドは負傷で欠場。

 

 

予想スタメン

ユベントス

ディ・グレゴリオ;サヴォーナ、カルル、ガッティ、ルーイ;ロカテッリ、テュラム;コンセイソン、コープマイネルス、ユルディス;ヴラホヴィッチ

 

ヴェネツィア

スタンコヴィッチ;イッツェス、スヴォボダ、アルターレ;カンデラ、ドゥンビア、ニコルッシ・カヴィーリア、ザンパーノ;ブシオ、オリスタニオ;ポーハンパロ

 

試合展望と予想

マンチェスター・シティ戦の勝利で勢いを得たユベントスだが、リーグ戦での課題は引き分けを勝利に変えることだ。ヴェネツィアのアウェイ成績や過去の相性を考慮すれば、ユベントスが優位に立つ展開が予想される。ヴラホヴィッチの得点と堅守が勝利への鍵となるだろう。

 

予想スコア: ユベントス 3-0 ヴェネツィア

(引用元:Foot Italia)

 

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