ヴラボビッチの孤軍奮闘が続くユベントス、冬にエバートンのFWベト獲得を検討か!
JuveFC.com
ローマがエバートン所属のFWベトに関心を示していると報じられている。同選手はここ数週間、ユベントス移籍の噂も取り沙汰されていた。
ユベントスのスポーツディレクターであるクリスティアーノ・ジュントリは、1月の移籍市場で新たなストライカーを獲得する計画がないと繰り返し否定している。しかし、イタリア国内の報道では、ビアンコネリが攻撃陣の補強を模索しているとされている。
必要に迫られるユベントスの補強
モイズ・キーンを夏にフィオレンティーナへ放出し、アルカディウシュ・ミリクも6月から膝の負傷で戦列を離れている状況下で、ドゥシャン・ヴラホヴィッチが孤軍奮闘している。ヴラホヴィッチが一時的に離脱した際には、ティアゴ・モッタ監督がウェストン・マッケニーやティモシー・ウェアをセンターフォワードとして起用する苦肉の策に出たが、結果は芳しくなかった。
そのため、新たなストライカーの獲得は理にかなっていると言える。しかし、資金難に直面しているユベントスは、シーズン絶望と報じられているグレイソン・ブレーメルの代役となるDFの獲得にも予算を割かなければならず、FW補強に費やせる予算は限られている。このため、ローン移籍など低コストの解決策を模索しており、ベトがその候補として浮上している。
ベトの移籍先にローマも浮上
ポルトガル人ストライカーのベトは、2021年から2023年までウディネーゼでプレーしており、セリエAを熟知している点が評価されている。現在はエバートンでドミニク・カルバート=ルーウィンの控えに甘んじており、出場機会を得るのに苦労している。
しかし、ジャーナリストのニッコロ・チェッカリーニは、ローマもベトの獲得に興味を示していると主張している。
「ローマは6月までのローン移籍を検討している」
「ベトは、イタリアのウディネーゼでプレーしていた経験があるため、セリエAを既に知っている点で有利だ。プレミアリーグではこれまで9試合に出場し、1得点を記録している。もしエバートンが売却に応じるなら、ローマは具体的なオファーを提示する準備があるだろう。」
と同氏はJuventusNews24を通じてコメントした。
1月の移籍市場で、ベトを巡る争奪戦がどう展開するのか注目される。