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ボヌッチが明かす『ポルト事件』の真相「アッレグリは私を追放しようとしたが…」



(画像:GettyImages)

JuveFC.com

元ユベントスのディフェンダー、レオナルド・ボヌッチが、2017年に起きた『ポルト事件』の舞台裏について語り、当時の指揮官マッシミリアーノ・アッレグリとの確執を明らかにした。

二人はクラブでそれぞれ二度の在籍期間を共有していたが、特に最初のスティントでは衝突が絶えなかった。2017年2月、セリエAのパレルモ戦で起きた物理的な衝突が、チャンピオンズリーグのラウンド16・ポルト戦に影響を与える事態に発展。今回、ボヌッチはその詳細をPrime Video Sport ITのYouTubeチャンネルで語った。

彼によれば、この事件の発端は、チームメイトであるクラウディオ・マルキジオに関する一見無害なジェスチャーだったという。

 

パレルモ戦での衝突と“ポルト事件”の経緯

「パレルモ戦で、マルキジオが十字靭帯の怪我から復帰していたが、60分を過ぎた時点で限界に達していた」とボヌッチ。「彼に『ピッチを出るべきだ』と言ったが、彼は嫌がった。そこでアッレグリに『8番を交代させてくれ、もう動けない』とジェスチャーを送った。5分後、彼はストゥラーロをリンコンと交代させ、それに対して再びジェスチャーを送ると、アッレグリが『集中しろ、クソ野郎』と言い返してきた」。

試合後、ロッカールームで状況はさらに悪化。アッレグリのアシスタントであるランドゥッチを振り切り、指揮官に詰め寄ったボヌッチは、直接的な衝突に至ったという。「彼は私を完全に追放しようとしたが、クラブが仲裁に入り、結果的にポルト戦は欠場するものの、その後再びプレーすることになった。ただ、あの時点で何かが壊れていた」と語る。

 

カーディフでの噂とクラブの対応

また、2017年のチャンピオンズリーグ決勝(カーディフ)のハーフタイムで、ロッカールーム内の混乱の原因になったと報じられた件についても、不満を表明。「事実無根の噂が流れたが、クラブは否定しなかった」とボヌッチ。「クラブディレクター(マロッタ)に電話して、『私がクラブの財産だと思うなら、これを否定するべきではないか』と言ったが、彼は『何も言う必要はない』と答えた」。

 

アッレグリとそのスタッフの評価

さらに、アッレグリが2014年にユベントスの監督に就任した際、彼とそのスタッフがボヌッチを「ミスの多い選手」と見なし、放出を検討していたことも明らかにした。

「私がユベントスで果たした役割と、アッレグリが最初の5年間で成し遂げたことを考えれば、お互いの歩みを共有できなかったのは残念だった」と述べたボヌッチ。「彼のスタッフの一人が『我々がユベントスに来た時、君を放出する計画だった』と言ったことを後になって知った。彼らは試合の準備段階で私のミスに焦点を当てていたらしい」。

 

今回の告白を通じて、ボヌッチとアッレグリの関係が長年にわたり複雑なものであったことが改めて浮き彫りとなった。

(引用元:JuveFC.com)

 

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