コープマイネルス、初ゴールもボローニャ戦の2-2ドローに不満「20分だけのプレーでは不十分だ」
Football Italia
ユベントスにとって再び悔しい結果となったボローニャ戦。アリアンツ・スタジアムで行われたこの一戦では、前半にダン・ンドイとトンマーゾ・ポベガの鮮やかなゴールで0-2のビハインドを背負う苦しい展開となった。しかし、トゥーン・コープマイネルスがユベントスでの初ゴールを記録し、サミュエル・ムバングラの劇的な92分の同点弾で辛うじてドローに持ち込んだ。
試合後、コープマイネルスはチームのパフォーマンスに不満を示し、DAZNのインタビューで次のように語った。
「最後の20分のように、アグレッシブでプレスをかけ、前に進むプレーを常にするべきだ。20分だけそれをやっても意味がない。もっとやらなければならない。」
チーム全体への責任感を求める姿勢
試合前には、ドゥシャン・ヴラホヴィッチとの連携強化を強調していたコープマイネルス。「ヴラホヴィッチと自分はエリア内外で脅威となれる存在だ」と語り、チームのために役割を果たすと意気込んでいた。
だが、チーム全体の継続的なエネルギー不足を指摘し、問題の解決を求めた。
「試合終盤に見せたエネルギーを、90分間維持する必要がある。選手たちは常にそのレベルで戦う責任感を感じなければならない。ここ数試合、終盤に失点する場面が目立っている。常に集中し、気持ちを高めた状態で臨むことが重要だ。」
初ゴールにもチームの勝利を優先
コープマイネルスにとって、このゴールはユベントス移籍後初となる記念すべき一撃だったが、本人にとって満足感は得られなかったという。
「正直、喜びはない。自分はチームの勝利を優先する選手だから、ゴールを決めなくてもチームが勝てた方が良かった。初ゴールについて聞かれるのは理解できるが、今の気持ちはそういうものではない。」
ユベントスは依然としてセリエAで無敗を維持しているものの、勝利を掴む決定力に欠ける試合が続いている。