【マッチレポート】ユベントス、劇的な同点劇でボローニャと引き分けームバングラの一撃で勝ち点1を死守

2024年12月8日

Foot Italia

ユベントスはアリアンツ・スタジアムで行われた一戦で、後半アディショナルタイムにサムエル・ムバングラの鮮やかなゴールで2-2のドローに持ち込んだ。トゥーン・コープマイネルスも移籍後初得点を記録し、土壇場で勝ち点1をもぎ取る形となった。これでユベントスは直近13試合で9度目の引き分け。勝ち切れない状況が続いている。

主力の負傷離脱が相次ぐ中での試合となり、チームはウェストン・マッケニー、ニコ・ゴンサレス、ドウグラス・ルイス、アルカディウシュ・ミリク、グレイソン・ブレーメル、フアン・カバルらを欠場。一方で、ドゥシャン・ヴラホヴィッチ、ニコロ・サヴォーナ、ヴァシリイェ・アジッチが戦列に復帰した。

対するボローニャはイタリアーノ新監督の下で好調を維持。リーグ戦直近5試合で4勝と波に乗るチームは、この試合でも優勢に試合を進めた。30分にはエミル・ホルムの正確なパスを受けたダン・ンドイエが強烈なシュートをゴール上部に突き刺し、先制点を奪取。

さらに後半開始直後、サンティアゴ・カストロの華麗なバックヒールアシストからトンマーゾ・ポベガがチップキックで冷静に追加点を決める。試合は一時ボローニャのペースで進んだが、ティアゴ・モッタが抗議で退場処分を受けたことが、試合展開に影響を与えた。

ユベントスは62分、コープマイネルスがフランシスコ・コンセイソンとダニーロの連携から得点を決め、1点差に詰め寄る。そして試合終了間際、ヴラホヴィッチのパスを受けたムバングラがカーブを描くシュートをゴール隅に突き刺し、劇的な同点ゴールを挙げた。