ユベントス、1月の移籍市場で攻撃陣強化も視野に ─ デラップ、ルッカ、カストロが候補に浮上
Foot Italia
ユベントスは1月の移籍市場での最優先事項を守備陣の補強と定めている。フアン・カバルとグレイソン・ブレーメルが相次いで負傷離脱したことで、ディフェンスの層を厚くする必要性が高まっている。しかし、攻撃陣にも手を加える可能性が浮上してきた。
ドゥシャン・ヴラホヴィッチの負傷、アレク・ミリクのコンディション不安、さらにはヴラホヴィッチの契約延長交渉の不透明さが、攻撃オプションの強化を迫る要因となっている。
長期プロジェクトに適した若手に照準
『Calciomercato』によれば、フットボールディレクターのクリスティアーノ・ジュントリは最近のコメントで、ミリクがティアゴ・モッタの戦術に適応していると評価する一方で、「予期せぬ事態が起これば即座に対応する準備がある」と述べた。もし攻撃陣に補強が加わる場合、クラブの長期的なプロジェクトに適した若手選手がターゲットになる見込みだ。
現在、以下の3名が候補として挙がっている。
リアム・デラップ
20歳のイングランド人ストライカーで、現在はプレミアリーグのイプスウィッチ・タウンに所属。マンチェスター・シティのユースアカデミーで育成され、今シーズンは14試合で6ゴール1アシストを記録。ジュントリはすでに数回スカウティングを行っており、若手として将来性を高く評価している。
ロレンツォ・ルッカ
23歳のイタリア人フォワードで、ウディネーゼに所属。2023年にクラブへ加入以来、公式戦52試合で15ゴールを挙げ、3試合に1得点という安定したペースを維持している。その技術的、戦術的な特徴はジュントリとモッタの両者から高く評価されている。
サンティアゴ・カストロ
19歳のアルゼンチン人ストライカーで、ボローニャでの半年間の適応期間を経て今シーズン一気に頭角を現した。19試合で5ゴール5アシストを記録しており、その高いテクニックがユベントスを惹きつけている。ただし、モッタのボローニャからユベントスへの移籍が記憶に新しい中で、ボローニャとの交渉は困難が予想される。
ユベントスが守備陣強化と並行して攻撃陣のオプション追加に動く場合、これらの若手の中から誰を選ぶのか注目が集まる。