ゴール数1.5から0.33へ:ユベントスが抱えるブラホヴィッチ依存症問題
(画像:GettyImages)
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Foot Italia
ユベントスにとって、ドゥシャン・ブラホヴィッチは欠かせない存在となっている。その姿がピッチにないとき、チームの得点力が明らかに低下することが、データからも浮き彫りになっている。パフォーマンスに対する批判が続く中、ブラホヴィッチが出場している試合ではゴールが生まれ、彼が欠場するとゴールが遠のくという現実がある。
Calciomercatoによると、ブラホヴィッチが今季出場した16試合でユベントスは25ゴールを記録し、1試合平均1.5ゴールという成績を残している。一方で、彼が欠場した3試合ではわずか1ゴールしか挙げられず、平均得点は0.33ゴールにまで低下。この落差が、ブラホヴィッチのチーム内での重要性を如実に示している。
現在、ブラホヴィッチはセルビア代表として出場したネーションズリーグ・デンマーク戦で負傷した筋肉の問題により戦列を離れている。この影響で、ミラン戦やレッチェ戦、そしてチャンピオンズリーグのアストン・ヴィラ戦を欠場。アルカディウシュ・ミリクの復帰が待たれる中、中央のストライカー不在という状況がユベントスに重くのしかかっている。
クラブがブラホヴィッチに依存している現状は否めない。契約延長の話題が迫る中(現行契約は2026年6月まで)、彼の復帰への期待はますます高まっている。数字が物語るのは、ブラホヴィッチがいることでチームが得点だけでなく、自信と攻撃の意図を持ってプレーできるという事実だ。