ユベントス、キヴィオル獲得の可能性を模索 ー 移籍が実現するための条件は…
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ユベントスがセンターバックの補強候補としてアーセナルのヤクブ・キヴィオルに注目している一方で、獲得は簡単な話ではなさそうだ。アーセナルはシーズン途中で24歳のポーランド代表を手放すことに消極的だが、条件次第では移籍が実現する可能性もあるという。
ユベントスは現在、ACL断裂でグレイソン・ブレーメルとフアン・カバルを失ったことでディフェンス陣が手薄になっており、1月の移籍市場でセンターバックの補強を急いでいる。最近では、セリエAでの経験を持つキヴィオルが候補として浮上。かつてスペツィア時代にティアゴ・モッタの下でプレーしており、再会を望む声も上がっている。
一方、キヴィオルは2023年1月にアーセナルに加入したものの、ガブリエウ、ウィリアム・サリバ、そして夏に加入したリッカルド・カラフィオリに次ぐ存在となっており、レギュラー定着には至っていない。ただ、センターバックと左サイドバックの両方をこなせるユーティリティ性から、アーセナルにとっても貴重な戦力だ。実際、ガブリエウが負傷した際にはアストン・ヴィラ戦で途中出場しており、クラブとしてもその重要性を認識している。
『Tuttosport』によれば、アーセナルはキヴィオルのローン移籍を認めるつもりはなく、完全移籍でのみ放出を検討する方針だという。したがって、ユベントスが獲得を目指す場合は、アーセナルの要求額を満たす必要がある。
ただし、ユベントスはキヴィオル以外にもベンフィカのアントニオ・シウヴァを優先候補としてリストアップしている模様だ。クラブ首脳陣は代理人ジョルジュ・メンデスと共にシウヴァの獲得に向けて動いており、1月の移籍市場での動向が注目される。