DFライン強化を目指すユベントス、バルサのクリステンセン獲得に関心も競争激化か
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ユベントスがバルセロナ所属のアンドレアス・クリステンセンの獲得を狙っていると報じられている。しかし、このデンマーク代表DFには欧州の複数ビッグクラブも注目しており、熾烈な争奪戦が予想される。
グレイソン・ブレーメルとフアン・カバルがシーズン終了まで離脱する事態となり、ユベントスは守備陣の補強が急務。クリスティアーノ・ジュントリら首脳陣は、1月の移籍市場で少なくとも1人のディフェンダーを獲得する方針だ。
セリエAの強豪はこれまでにPSGのミラン・シュクリニアル、アーセナルで出場機会を求めるヤクブ・キヴィオル、エンポリの守備の要アルディアン・イスマイリといった選手との関連が噂されている。 しかし、スペインのEl Nacionalによれば、ユベントスはクリステンセンの動向も注視しているという。
28歳のクリステンセンは、若くしてチェルシーに引き抜かれ、トップチームで重要な役割を担った後、2022年夏に契約満了でバルセロナへ移籍した。
今シーズン、クリステンセンは開幕戦のバレンシア戦でアキレス腱を負傷し、それ以来戦列を離れているが、1月までには復帰が見込まれている。しかし、バルセロナではハンス・フリック監督の下で激しいポジション争いが繰り広げられており、復帰後にレギュラーを確保できるかは不透明だ。
さらに報道によれば、インテル、バイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマン、リヴァプール、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドもクリステンセンの獲得を狙っているという。このため、バルセロナは移籍金を3000万ユーロに引き上げる方針を示しており、これはユベントスにとって夏の大型補強を経た後では手が届きにくい金額だ。
なお、クリステンセンの契約は2026年6月まで残っていることも付け加えられている。ユベントスがこの争奪戦にどう挑むのか、今後の展開が注目される。