ユベントス、冬のマーケットで元ローマのパトリック・シックを獲得か!しかし保有権を持つレバークーゼンが…
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ユベントスは1月の移籍市場を前に、新たなストライカーの獲得を目指している。チームの攻撃陣は、主力選手の負傷によって深刻な打撃を受けている状況だ。ドゥシャン・ヴラホヴィッチが負傷離脱中で、完全なコンディションのストライカーが不在の中、現在の唯一の代案はアルカディウシュ・ミリク。しかし、ポーランド代表のミリクも夏から負傷離脱が続いており、復帰を待つ間にユベントスは1月の市場で前線を補強する必要に迫られる可能性が高い。
その候補として浮上しているのが、レヴァークーゼン所属のパトリック・シックだ。堅実なゴール記録を誇るシックだが、レヴァークーゼンではビクター・ボニフェイスが主力として起用されており、安定した出場機会を得られていない。この状況に不満を抱くチェコ代表のシックは、より多くの出場機会を求めて移籍を希望していると報じられている。
Tuttomercatowebによれば、シックの現状は移籍につながる可能性があり、ユベントスもその動向を注視しているという。シックはセリエAでの経験も豊富で、とりわけASローマ時代のプレーはイタリアのサッカーに適応していることを示しており、ユベントスのシステムにもスムーズにフィットする可能性が高い。
しかし、シックの獲得には相応のコストが伴う見込みだ。レヴァークーゼンが彼を簡単に手放すことは考えにくく、特にシック側が移籍を強行した場合でも、クラブは相応の移籍金を要求するとみられる。ユベントスが彼を確保するためには、レヴァークーゼンの要求に応じる準備が必要となるだろう。
それでも、シックは現在不足している攻撃陣に深みと質をもたらす存在として理想的な補強となり得る。もし獲得に動く場合、国内外での競争力を維持する上で極めて重要な契約になるだろう。