CBの補強を目指すユベントス、"モッタの教え子"ルクミをファーストチョイスとしてリストアップか!
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ユベントスのティアゴ・モッタ監督が、古巣ボローニャで指導したジョン・ルクミを1月の補強候補としてリストアップしていると報じられている。
ビアンコネリは1月の移籍市場で新たなディフェンダー獲得に動く予定だが、その背景にはグレイソン・ブレーメルとフアン・カバルのACL断裂によるシーズン絶望がある。モッタは負傷者により手薄となった守備陣で苦戦しているが、市場が開くタイミングで補強が行われる見込みだ。
ただし、シーズン中の適切な人材探しは難航する可能性が高い。さらに、財政的に厳しいユベントスは、夏の移籍市場での大型補強の影響もあり、大金を投じる余裕がない。
カルチョメルカートの記者ダニエレ・ロンゴによれば、クリスティアーノ・ジュントリらフロント陣は慎重な戦略を求められる状況だという。
記事では、ユベントスが注目している候補者のリストが紹介されている。その中には、プレー時間の少なさからパリ・サンジェルマン退団を望んでいるとされたミラン・シュクリニアルも含まれている。ただし、最近はルイス・エンリケの指揮下で出場機会が増えているため、彼の去就は不透明だ。
また、フェイエノールトのダヴィド・ハンツコやベンフィカのアントニオ・シルバにも関心を寄せているが、両選手は所属クラブの高額な要求が障壁となる可能性が高い。
一方で、より現実的なオプションとしてエンポリのアルディアン・イスマイリや、退団を希望しているアーセナルのヤクブ・キヴィオルもリストに挙がっている。
それでも、モッタはルクミとの再会を熱望しているという。ジュントリの選定を信頼しているモッタだが、ルクミこそ現状の守備陣を補強するのに最適な人材だと考えている模様だ。
26歳のコロンビア代表は、地元クラブのデポルティーボ・カリでプロキャリアをスタートさせ、2018年にベルギーのヘンクへ移籍。その後、2022年にボローニャへ加入し、モッタの指導の下で大きく成長した。
ルクミの契約は2026年6月までボローニャと結ばれている。昨夏、ミランが獲得に動いた際には1500万ユーロの移籍金が要求されたが、最終的にクラブはストラヒニャ・パヴロヴィッチを選んでいる。そのため、ユベントスも同程度の金額を覚悟する必要があるだろう。