冬のマーケットでユベントスが獲得を目指すキヴィオル、しかしナポリもポーランド人CBに関心か!
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ユベントスは引き続きアーセナルのヤクブ・キヴィオルに注目しており、1月の補強候補としてリストアップしている。しかし、ナポリもまた彼の新天地候補として浮上している模様だ。
ティヒ出身のキヴィオルはスペツィア時代に頭角を現し、セリエAの複数クラブが関心を示した中で、2023年1月に1900万ユーロの移籍金でアーセナルへ加入。当時、ユベントスも獲得を狙っていたが、最終的にはプレミアリーグを選んだ。
しかし、ポーランド代表のセンターバックはアーセナルでの出場機会に恵まれていない。ガブリエウとウィリアム・サリバが守備の軸として起用され続ける中、今夏に加入したリカルド・カラフィオーリの存在もあり、キヴィオルの序列はさらに低下している。
今季ここまで、プレミアリーグでの出場は5試合、チャンピオンズリーグでは1試合のみで、いずれも途中出場。スタメン出場はカラバオカップの2試合に留まる。
こうした状況の中、キヴィオルは1月の移籍市場においてユベントスの主要ターゲットの一人として浮上している。
ユベントスはグレイソン・ブレーメルとフアン・カバルをACL断裂でシーズン全休に追い込まれたため、守備陣の質と厚みを補うことが急務となっている。クリスティアーノ・ジュントリSDも1月のディフェンダー獲得に動く意向を明言している。
特にキヴィオルは、スペツィア時代にティアゴ・モッタの指導を受けた過去があり、ユベントスにとって現実的な候補とみられている。
だが、イタリア人ジャーナリストのニッコロ・チェッカリーニによれば、キヴィオルにはナポリも関心を示しているという。
チェッカリーニはTuttoMercatoWebに引用されたようにコメントしている。
「ナポリも市場で常に動いている。アントニオ・コンテの守備陣に厚みを加えることを目指している」
「ブオンジョルノとラフマニのコンビは信頼できるが、クラブはさらなる質の高い補強を検討している。アーセナルのキヴィオルはその選択肢の一つだが、ナポリは彼以外の選手にも目を向けており、ショートリストには他の候補も存在する。」
キヴィオルの契約は2028年6月まで有効だが、1月の移籍市場でその動向が注目されることになりそうだ。