【Goal ltalia】アストン・ヴィラ戦 採点
Goal ltalia
ユベントスがチャンピオンズリーグのグループステージ突破に向けて一歩前進。敵地でアストン・ヴィラを0-0に抑え、勝ち点を8に伸ばした。ティアゴ・モッタ率いるチームは勝利のチャンスも十分にあったが、アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスの圧巻のパフォーマンスに阻まれる形となった。
前半:均衡が崩れない展開
試合序盤のヴィラ・パークは、どちらのチームも攻撃の決定力に欠け、やや退屈な内容に終始。両チームの選手たちは激しいデュエルを展開するも、得点機会はほとんど訪れなかった。
ユベントスはモッタ監督の意図がうかがえる構築力を見せたが、フィニッシュの段階で精度を欠いた。とりわけ、純粋なストライカー不在の影響が顕著で、ティモシー・ウェアは相手守備陣の集中マークに苦しんだ。ウェアは遠目からの強烈なシュートで突破を試みたが、惜しくも枠を外れる。一方、アストン・ヴィラもコーナーキックからパウ・トーレスがわずかに枠を外し、ワトキンスの鋭いシュートはディ・グレゴリオにセーブされる。
後半:マルティネスが圧巻のセーブ
後半に入ると、試合はやや活気づいた。特に注目されたのは、マルティネスがコンセイソンの至近距離からのヘディングシュートをスーパーセーブで阻止した場面。往年のゴードン・バンクスを彷彿とさせるプレーで、現時点で世界最高のGKであることを改めて証明した。
逆にユベントスゴール前では、マクギンが決定的なシュートを放つも、ロカテッリがギリギリでクリアしスコアレスのまま試合を進めた。終盤にはロジャースがゴールネットを揺らしたものの、ディオゴ・カルロスのファウルがあったとして得点は取り消された。