【アストン・ヴィラ戦】モッタ監督前日インタビュー「負傷者の発生はユベントスだけに起きている事ではない」
Foot Italia
ユベントスのティアゴ・モッタ監督が、チャンピオンズリーグのアストン・ヴィラ戦を控え、バーミンガムでメディアの取材に応じた。空港でのトラブルにより会見の開始が遅れたものの、モッタはチームの準備や今後の展望について多くを語った。
「引き分け狙い」の発言を一蹴
アストン・ヴィラのウナイ・エメリ監督が試合への姿勢を語った件について尋ねられると、モッタはその真意を疑問視。「エメリが本気だったのか、それとも話しているときに顔が赤くなっていたか見てみたいね。彼は嘘をついていると思う。彼らは素晴らしいチームで、チャンピオンズリーグで9ポイントを獲得している。我々は自分たちの仕事に全力を尽くし、最高のパフォーマンスを披露する必要がある」とコメントした。
ミラン戦を振り返る
直近のACミラン戦については、「良い試合をした。試合をコントロールし、彼らの強みであるカウンターを封じた。今回も守備の堅さを維持し、攻撃的な中盤の選手にスペースを与えず、コンパクトに守ることが重要だ。そしてボールを持ったときは効果的に攻める必要がある。ヴィラはボール奪取からの攻撃で我々にプレッシャーをかけてくるだろう」と述べ、同様の戦い方を求めた。
負傷者問題と若手起用の方針
度重なる負傷者の発生については、「これがユベントスだけに起きているわけではなく、他の多くのチームにも起きている。このタイミングで原因を議論しても建設的ではないし、ただの論争を生むだけだ。今はチームに集中し、グループをより良く機能させるために全員がさらに努力しなければならない」と語った。
また、Next Genから若手選手を招集しなかった理由については、「ただベンチに座らせるために呼ぶのは無意味だ。選手たちは招集を勝ち取る必要があり、それは贈り物ではない。現在いる選手たちが95分間全力を尽くしてくれると確信している」と説明した。
エメリへの賛辞と自身の未来
かつて指導を受けたウナイ・エメリについては、「他の監督たちと同じように、彼からも話を聞き、学ぼうと努めた。彼のキャリアについては説明する必要もないだろう。成し遂げたことが、彼の努力、一貫性、そして能力を物語っている」と称賛。
一方、自身の将来については、「これまでプレミアリーグでの機会はなかったが、今はユベントスで非常に充実している。クラブに温かく迎え入れられ、このチームには重要な未来があると感じている。我々は成長しており、今はユベントスで結果を出すことだけを考えている」と強調した。
チームの現状
最後に現在のチーム状況について、「我々は良い状態にある。ミラン戦では引き分けたが、チームは堅実なパフォーマンスを見せた。チャンピオンズリーグでも順調に進んでいる」と自信を示し、アストン・ヴィラ戦に向けた意気込みを語った。
試合は水曜夜、ヴィラ・パークで行われる。ユベントスが敵地でどのような結果を持ち帰るのか注目だ。