パオロ・パガニーニ「ザーグツィ加入の報道に、ヴラホビッチは動揺している」
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イタリアのジャーナリスト、パオロ・パガニーニによれば、ユベントスとジョシュア・ザークツィを結びつける噂がドゥシャン・ブラホヴィッチの精神面に影響を与えている可能性があるという。
セルビア代表FWは、代表戦期間中に発言した内容が物議を醸している。ブラホヴィッチは「代表でのプレーの方が好みだ」と語り、クラブでは守備面での貢献を強いられており、これが自分にとって負担となっていると説明した。
現在24歳のブラホヴィッチは、ティアゴ・モッタのシステムで頻繁に守備に戻ることを求められ、それが自身の得点機会を制限していると感じているようだ。また、負傷を抱えながらトリノに戻ったため、昨夜サン・シーロで行われたミラン戦(0-0の引き分け)には出場しなかったが、その発言は依然として議論の中心となっている。
この件についてコメントを求められたジュントリは、状況を鎮めようと努めた。そして、52歳のスポーツ・ディレクターは冬の移籍市場で新たなストライカーを探しているわけではないとし、復帰が見込まれるアルカディウシュ・ミリクを「1月の新戦力」と見なしていると語った。
それでもなおパガニーニは、ユベントスがジョシュア・ザークツィやマンチェスター・ユナイテッドの動向を注視していると指摘。これがブラホヴィッチにとって不安の種になっていると分析した。
「ユベントスの攻撃陣に関しては、ザークツィの名前が再び浮上している。ブラホヴィッチの発言は偶然ではない」
「ドゥシャン自身、何かが進行していると感じている。ジュントーリが火消しを図るのは当然だが、ユーベはミリクの復帰をただ待つだけではない」。
と、パガニーニはRai Sportの番組内でコメント。
さらにパガニーニは、ザークツィの去就が大きくマンチェスター・ユナイテッドの補強計画に左右されるとの見解を示した。
「ユナイテッドが誰を獲得するかにもよる。オシムヘンが前線の後任候補として話題に上がっていることも考慮しなければならない」。
昨シーズン、ボローニャでティアゴ・モッタの指導の下で飛躍したザークツィだが、現在はオールド・トラッフォードで苦しい状況に置かれている。新たに就任したルーベン・アモリム監督の下で彼の未来がどう展開するのか注目されるところだ。