ユベントス、チェルシーの21歳MFチェザレ・カサデイに再び関心か！ファジョーリの存在が鍵に…
Foot Italia
ユベントスがチェルシーに所属する21歳のMFチェザレ・カサデイに再び目を向けている。トゥットスポルトによれば、一時途絶えていた接触が再開され、トリノのクラブにとって今後の市場で注目すべき存在になる可能性があるという。ただし現時点では他の補強が優先されており、移籍実現はしばらく先になりそうだ。
カサデイのチェルシーでのキャリアは停滞している。レディングやレスターへのレンタル移籍を経て、今シーズンはロンドンに残留し、恩師エンツォ・マレスカの下でレギュラー争いに挑む決断。しかし、思惑は外れた。2024年11月時点での出場機会はわずか4試合にとどまり、その大半がカンファレンスリーグやEFLカップでのもの。プレミアリーグでの出場はなく、9月中旬以降はリーグ戦のメンバーからも外れている。カサデイがチェルシーの長期的な計画の中心にいないことは明らかで、移籍の可能性が浮上している。
一方、ユベントスは以前からカサデイに関心を寄せていたものの、現在の移籍市場戦略は他のポジションに重点を置いている。ブレーメルの後釜となるディフェンダーの獲得、カバル問題への対応、さらには攻撃陣の補強が優先課題とされており、カサデイ獲得に本腰を入れるのは来夏以降になる可能性が高い。
さらに、ユベントスがカサデイを獲得するには中盤の人員整理が必要だ。ニコロ・ファジョーリの去就がその鍵を握る可能性がある。23歳のファジョーリには国内外の複数クラブから関心が寄せられており、彼の売却が中盤にスペースを作る手段として注目されている。
ユベントスとカサデイの接点が再び動き出すかどうかは、移籍市場の状況次第となりそうだ。