【ミラン戦】ロカテッリ試合後インタビュー「4-4の乱打戦より0-0の引き分けの方が価値がある」
Football Italia
マヌエル・ロカテッリは、ミランとの0-0の引き分けがインテルとの4-4の乱戦よりも価値があると語った。サンシーロでのミラン戦を「戦術的なチェス」と表現し、一方でインテル戦は「ジェットコースターのようだった」と振り返った。
ユベントスはこの試合、ドゥシャン・ヴラホヴィッチやニコ・ゴンサレスをはじめとする主力選手の負傷で大幅な戦力ダウンを強いられ、トゥーン・コープマイネルスを「偽9番」として起用。それでもミランを相手にシュート数、枠内シュート数、ボール支配率で上回った。
試合後、ロカテッリはDAZNのインタビューで次のように語った。
「チーム全体でよく動き、正しい姿勢で試合に臨めた。インテル戦も忘れられないが、あれは非常に特殊な試合だった。今日は得点できなかったが、ポジティブな面に目を向けるべきだ」
続けて、「インテル戦は確かにエキサイティングだったけれど、バランスのある試合をする方が良いと思う」と、引き分けについての自身の考えを示した。
現実的な視点が必要
さらにロカテッリは、今回の試合がストライカー不在という状況を考慮すれば、むしろ上出来だったと強調した。
「ストライカーは試合を決定づける存在だ。今日はその穴を埋める必要があったので、現実的な視点を持たなければならない」と述べた。
また、この日はキャプテンとしてピッチに立ち、中盤ではケフレン・テュラムとコンビを組んだ。テュラムについては次のようにコメントしている。
「ケフレンも兄のマーカスも素晴らしい選手だ。彼らの両親の教育に感謝したいね。ケフレンはユベントスにとって大きな助けとなる選手であり、長期的に貢献してくれるはずだ。彼の人間性も本当に好きだよ」
引き分け続きのユベントス
ユベントスはこれで今シーズンのセリエA13試合中7試合を引き分けており、昨シーズン同時期と比較して勝ち点で劣る状況だ。ただし、国内では依然として無敗を維持している。