【Football Italia】ミラン戦 評価&コメント「注目の一戦は退屈な0-0の引き分けに終わった」
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土曜夜にサンシーロで行われたミランとユベントスの一戦は、退屈な0-0の引き分けに終わった。セリエAを代表する両雄が相まみえたが、見どころに欠ける内容だった。以下は、この試合の選手採点(ユベントスのみ抜粋)。
ユベントス
ディ・グレゴリオ 5
試合を通じて枠内シュートを受ける場面は一度もなし。
サヴォーナ 6.5
レアオやテオ・エルナンデス相手にも動じることなく、安定した守備を披露。ユベントスの守備陣が手薄な現状を考えると、当面スタメン確定といえそうだ。
ガッティ 6
前半のハイライトと言えるのが、彼の弱々しいミドルシュートという事実が試合の質を物語る。それでもクリーンシートを喜ぶべきだろう。
カルル 6
古巣ミラン相手に堅実な守備を見せた。なぜミランが今夏彼を簡単に手放したのか、再び疑問を投げかける内容。なお、ティアウ同様、パス成功率は100%を記録。
カンビアソ 6.5
数少ないクリエイターの一人。左サイドから良いポジションに入り込み、後半開始5分にはティアウに防がれる場面も。
ロカテッリ 6
ユベントス中盤の底でいつもの仕事をこなすが、特筆すべきプレーは特になし。
テュラム 6.5
ボールを持った際の力強いドリブルが光り、この試合でわずか2本の枠内シュートのうち1本を記録。
コンセイソン 5
前半に同胞レアオにイエローカードを引き出す場面もあったが、試合を通じて関与の薄い時間帯が目立った。
マッケニー 5
創造性が求められる役割だったが、決定的な仕事はできず。ヴラホヴィッチ不在の影響も感じられる内容。
ユルディス 6.5
エメルソン・ロイヤルとの1対1で多くの勝利を収めたが、フィニッシュで決定力を欠いた。
コープマイネルス 4.5
いまだユベントスでの初ゴールを追い求める状況。序盤にサイドネットを揺らす場面はあったが、それがこの試合で唯一の試みだった。
この試合でユベントスは守備面での堅実さを示す一方、攻撃面では課題が残る結果となった。