【ミラン戦】カルル試合後インタビュー「手にした3ポイントは価値のあるもの」
JuveFC.com
ユベントスのピエール・カルルは、ミランとの0-0の引き分けについて、「理想的な結果ではないが、相手のクオリティを考えれば価値のあるもの」とポジティブに振り返った。この結果により、ユベントスはセリエAで無敗を維持。一方で、ミランは優勝争いにおいて再び痛い勝ち点を落とす形となった。
試合では、インテルやレアル・マドリーに勝利してきたミランに対して、ユベントスの守備の堅さが光る展開に。ユベントスの組織的な守備を崩せなかったミランは、攻撃面で苦戦。一方のユベントスにとって、この結果は勝ち点1を積み上げた試合と捉えることができるが、ミラン側からすれば、勝ち点2を失った試合とも言える内容だった。
現在ユベントスにレンタル移籍中のカルルは、試合後のインタビューで「質の高い相手に対して重要な勝ち点を得た。もっと勝ちに近づくこともできたが、アウェーで負けなかったことは進歩だ」とコメント。また、歴史と威厳を持つスタジアムでプレーした特別な感情についても言及し、「他の試合とは違う特別な感情がある。プロとして集中しなければならないが、このスタジアムは特別だ」と語った。
この試合は、トップチーム相手に互角の戦いができるユベントスの強みを再確認する一戦となった。守備陣の奮闘により無失点を達成した一方で、攻撃面の改善が依然として課題として残る。
セリエAのシーズンが進む中、両チームにかかるプレッシャーはますます高まっている。ユベントスは無敗記録を自信につなげながらも、勝利を重ねる必要がある状況。一方、ミランは優勝争いに踏みとどまるためにも、早急に立て直しが求められる。