ユベントスの補強ターゲットにタグリアフィコが浮上 ー リヨンの財政難が影響
(画像:GettyImages)
Foot Italia
オリンピック・リヨンが財政難に直面し、選手売却で資金を確保できなければリーグ・アン(1部)からリーグ・ドゥ(2部)への行政降格の危機に瀕している。その中で、アルゼンチン代表のニコラス・タグリアフィコがクラブにとって最も価値のある資産の一つとして注目されている。
『コリエレ・デロ・スポルト』によれば、タグリアフィコの名前がユベントスに提案され、スポーツディレクターのクリスティアーノ・ジュントリの関心を引いているという。
32歳のタグリアフィコは本職の左サイドバックだけでなく、キャリアを通じてセンターバックとしても活躍。後方からのビルドアップに優れた能力を持ち、その多才さがビアンコネリにとって魅力的な選択肢となっている。また、イタリアのパスポートを所持しているため、ユベントスの非EU選手枠を消費しない点も大きな利点だ。
移籍金は約500万ユーロと報じられており、タグリアフィコの実績や経験を考えれば非常に割安と言える。もし移籍が実現すれば、コンティナッサに国際経験豊富な戦力が加わり、チームの戦術的柔軟性も向上することになる。
タグリアフィコのユベントス移籍は、守備陣を強化する絶好の機会となる。複数ポジションでのプレー能力と、国際舞台で培った経験を備えるタグリアフィコは、ユベントスが必要とする即戦力として、チームの大きな助けとなる可能性を秘めている。