【ミラン戦】モッタ監督前日会見「代表戦後のコメントについてヴラボビッチとは話し合い、同じ意見に至った」
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Foot Italia
ユベントスのティアゴ・モッタ監督が、注目のミラン戦を前に記者会見を行い、チームの現状や課題について語った。
チームの状態とインターナショナルウィーク明けの調整
会見冒頭、モッタは代表ウィーク中にクラブに残った選手たちの状態について触れた。
「残った選手たちは非常に良いコンディションにある。個別のトレーニングを行い、U-17チームとの非常に興味深い試合もこなした。戻ってきた選手たちも良い状態で、やるべきことに集中している。」
ストライカーの状況と選手の特性
ストライカー陣の状況について問われると、「すべての選手はそれぞれの特徴を持っている。それが中央のアタッカーであれ、ミッドフィールダーであれ、異なる解決策を生む。明日も同じだ」と語り、多様な選手構成による柔軟性を強調した。一方で、ドゥシャン・ヴラホヴィッチを含む数名の選手が負傷でグループに加われないことを明らかにした。
ヴラホヴィッチのチームに関する発言については「彼とは話し合い、同じ意見に至った。それが重要だ。みんなで走り、みんなで攻め、みんなで守る。方向性は一致している。ドゥシャンを含め、全選手を信頼している」と述べた。
ミラン戦の重要性とチームへの期待
リーグの混戦模様や直接対決の重要性については「私たちがこれからも続けて、常に何かプラスを出せると確信している。明日はプレーするのが楽しい試合だ。誰もがフィールドに立ちたいと思うだろう。その特権を持つ選手たちは全力を尽くす。ケガで出場できない選手たちの分まで戦う」と自信を見せた。
また、中盤の選手たちに求める役割について「90分間でも15分間でも、決定的なプレーをする必要がある。スタートから出る選手は、チームが正しく機能するようにしなければならない」と話し、全員が重要な役割を果たすべきだと強調した。
ミランの強みと対策
ミランについては「彼らのトランジションは非常に強力で、自信に満ちている」と評価。その上で「ユベントスには、多くのチームを困らせる技術的・身体的な特徴を持つ選手がいる。ミランのトランジションには特に注意が必要だ」と語り、相手の武器への警戒を示した。
個別選手への評価と噂の否定
ティモシー・ウェアについては「彼がやることすべてが好きだ。ゴールを決めることも非常に重要だ。彼は右でも左でも、ストライカーでもプレーできる。献身的で責任感がある」と絶賛した。
一方、かつて自身がミランの監督候補に挙がったという報道については「ミランに近づいたことは一度もない」と噂を一蹴した。
決意を胸にミラン戦へ
最後に「明日は自分たちのサッカーをするためにピッチに立つ」と力強く締めくくり、ミラン戦への意気込みを示した。
ユベントスがライバル相手にどのような戦いを見せるのか、チーム全体の結束力と柔軟な戦術が試される重要な一戦となりそうだ。