ユベントス復帰はならず?ティアゴ・ジャロ、今シーズンいっぱいポルトに残留へ
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ユベントスからポルトへ期限付き移籍中のティアゴ・ジャロだが、今季はそのままポルトでプレーを続ける見込みだ。ユベントスの守備陣が危機的状況にある中での決定となる。
ビアンコネリは10月にグレイソン・ブレーメルをACL断裂で失い、続いてフアン・カバルも同様の負傷で戦線を離脱。これにより、ティアゴ・モッタ監督の下で守備陣の層が著しく薄くなり、クラブは1月の補強を余儀なくされている。
現在、ミラン・シュクリニアル、ヤクブ・キヴィオル、ヴィクトル・リンデロフ、さらにはユース出身のラドゥ・ドラグシンといった候補者が名前に挙がる中、より費用を抑えた選択肢としてジャロの復帰を模索する声も一部では浮上。しかし、ジャーナリストのニコロ・シーラによると、ジャロの復帰は現実的ではないという。
ポルトガル人DFはプレシーズンでモッタ監督の信頼を得ることができず、構想外に。最終的には夏の移籍市場終盤でポルトへの移籍を決めたが、徐々に出場機会を増やしている状況だ。
シーラによれば、ポルトのヴィトール・ブルーノ監督は現在24歳のジャロを重要な戦力と見なしており、少なくとも今季終了まではチームにとどめる意向を持っているという。
ユベントスとしては後半戦でジャロを戦力に加えることはできないが、彼の状態が回復している点は明るいニュースだ。2023年3月にACL負傷を負った後、リールから350万ユーロで獲得した若手は復調に向けて前進している。
もしジャロがキャリア初期のポテンシャルを取り戻せれば、来季にユベントスでのチャンスを得る可能性もある。または、フランシスコ・コンセイソンの完全移籍交渉の際に交換要員として活用する選択肢も考えられるだろう。