戦列を離れるミリク、12月よりトレーニング再開か?復帰がユベントスの移籍市場に影響を与える可能性は…
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ユベントスは、アルカディウシュ・ミリクが来月中にチーム練習へ復帰することを期待している。30歳のストライカーのコンディションは、クラブが1月の移籍市場に向けた計画を立てる上で重要な要素となる。
ミリクは6月に膝の負傷を負い、これによりポーランド代表としてのEURO2024出場を逃した。当初、ビアンコネリはシーズン序盤の復帰を見込んでいたが、負傷箇所の痛みが取れず、最終的に手術を受けることとなった。その後はリハビリに専念しており、現在では練習復帰が近づいている。
Tuttosportによると、ティアゴ・モッタ監督とメディカルスタッフは、12月中旬にミリクがトレーニングに戻ることを予想している。このタイミングで復帰すれば、1月の実戦復帰が見込まれる。
同紙によれば、ミリクの状況はクラブの移籍市場計画に大きな影響を与える事になる。昨夏にモイズ・キーンをフィオレンティーナに放出したユベントスは、ドゥシャン・ヴラホヴィッチを唯一のストライカーとして起用している。その結果、今シーズンの公式戦16試合すべてでヴラホヴィッチが先発を務める状況となっており、彼の身体的負担が増している。
このような状況をシーズン終了まで維持するのは困難であり、クラブはヴラホヴィッチの代役を見つける必要に迫られている。しかし、もしミリクが順調に回復し、1月には指揮官のオプションに加わることができれば、クリスティアーノ・ジュントリらは新たなストライカーの補強を見送る可能性がある。この場合、クラブは戦力の薄い守備陣の補強に専念することができる。
一方で、ミリクが予定通りに復帰できない場合、ユベントスは移籍市場でストライカーを獲得する以外の選択肢はない。彼のリハビリ進捗が、クラブの冬の補強計画を左右することになりそうだ。