ユベントス、シュクリニアル獲得の交換要員として、"生え抜き"ファジョーリをPSGに提案か!
Foot Italia
ユベントスは来年1月の移籍市場に向けて、センターバックの補強を本格的に検討しており、パリ・サンジェルマン(PSG)のミラン・シュクリニアルが最優先ターゲットとなっている。
現在30歳のスロバキア代表で、インテルから移籍した同選手は、2028年までPSGと契約を結んでいる。しかし、ルイス・エンリケ監督の下でレギュラーとしての地位を確立できておらず、出場機会に恵まれていない状況だ。シュクリニアル自身はイタリア復帰への意欲を示しており、短期間の6カ月ローンではなく、より長期的な移籍を希望しているという。
一方で、PSGはユベントスのニコロ・ファジョーリに関心を示していると報じられている。22歳のイタリア人MFで、こちらも2028年までの長期契約を結んでいる。ファジョーリの年俸は150万ユーロと比較的控えめだが、PSGとの間で代理人を通じた初期交渉がすでに進行している模様。ユベントスにとって、生え抜きの選手を手放すのは難しい判断となるが、クラブがファジョーリを2500万ユーロ以上と評価していることから、大幅なキャピタルゲインが期待できる。この資金を活用し、シュクリニアル獲得交渉を加速させる狙いがあるようだ。
また、PSGのスポーツディレクターであるルイス・カンポスとの交渉の場では、フランス代表FWランダル・コロ・ムアニの状況についても話し合われる予定だ。25歳のコロ・ムアニは今夏にフランクフルトからPSGに加入したばかりだが、ユベントスが注視している選手の一人とされる。
複数選手が絡む可能性があるこの交渉は、来年の移籍市場に向けた両クラブの複雑な思惑を反映している。