"ユベントスの守備の要"カルル、フランス代表デビューが現実味を帯びる!デシャン監督が言及
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フランス代表のディディエ・デシャン監督が、ユベントスのピエール・カルルを注視していることを明らかにした。
カルルは昨夏、ミランから買い取りオプション付きのローン契約でユベントスに加入。当初、リカルド・カラフィオーリやジャン=クレール・トディボといった候補者が優先されていたが、クラブが主要ターゲット獲得に失敗した結果、代替案として獲得に至った。
しかしながら、この24歳のフランス人ディフェンダーはトリノで価値を証明。ティアゴ・モッタ監督の下で既にレギュラーに定着し、安定したパフォーマンスを披露している。
フランス代表のポジション争いは熾烈であるため、カルルはこれまでA代表に招集された経験がない。しかし、デシャン監督によれば、この状況は近いうちに変わる可能性があるという。
イタリアとのUEFAネーションズリーグの一戦を前に行われた記者会見で、デシャンはカリュルについて次のようにコメントした。
「カルルは、ミランがスクデットを獲得したシーズンに素晴らしいプレーを見せていた。しかし、その後、フィジカル面の問題を抱えていた。」
「今シーズンはユベントスでベストコンディションを取り戻している。センターバックとしてもサイドバックとしてもプレー可能だ。我々は彼を代表候補として注視しているが、ポジション争いは非常に厳しい状況だ。」
今シーズン、カルルはセリエAで9試合、さらにチャンピオンズリーグで4試合に出場している。
なお、ユベントスは早くもカルルの将来について決断を下した模様だ。複数の報道によれば、クラブはこの多才なディフェンダーを完全移籍で獲得する意向を固めており、総額2000万ユーロのオペレーションが進行中とされる。