ロマーノ「レアル・マドリーはブレーメル獲得に動いていたが、前十字靭帯損傷により状況は変わった。しかしプレミアのクラブが…」
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レアル・マドリードがユベントスの守備の要であるグレイソン・ブレーメルの獲得を来夏に検討していたが、ここにきて大きな障害が発生している。
イタリアのジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノによれば、欧州王者であるレアル・マドリードは2025年の戦力強化に向けてセンターバックの補強を目指しており、その候補にブレーメルが含まれていたという。
ロマーノがYouTubeチャンネルで明かしたところによると、マドリード側はブレーメルの契約に6000万ユーロのリリース条項が含まれており、それが来夏から発動可能であることを把握しており、魅力的な機会と見ていた。
しかし、スペインの名門が27歳のブラジル人選手にシーズン終了まで注目し続ける予定だった矢先、選手が先月のRBライプツィヒ戦で前十字靭帯を損傷するアクシデントに見舞われたことで、状況が変わりつつあるようだ。
ブレーメルはチャンピオンズリーグのこの試合でピッチを去る際、大きな苦痛を示しており、深刻な負傷の可能性がすぐに伝わっていた。このため、ブレーメルは今季終了まで戦線を離脱する可能性が高く、レアル・マドリードは別の選手に目を向けることを余儀なくされている。
また、ブレーメルには他にも複数のヨーロッパのクラブが関心を寄せており、その筆頭にマンチェスター・ユナイテッドの名前が挙げられている。彼らは数年来、ブレーメルの動向を追ってきた。しかし、ACL損傷からの復帰直後に高額な移籍金を支払うクラブが現れるのは難しいとみられ、ブレーメルは来夏もユベントスに残る可能性が高い。
ブレーメルは2022年夏にマタイス・デ・リフトの代役としてユベントスに加入した。当時、ユベントスは先にブレーメルに目を付けていたインテルの隙を突く形で、電撃的に契約にこぎつけている。