伊メディアがニコ・ゴンザレスのコンディション不良を指摘「セリエAでの負傷歴は引き続き不安材料となる」
Foot Italia
ニコ・ゴンサレスのユベントスでのシーズンは、度重なる負傷に悩まされ、ここまで失望のシーズンとなっている。フィオレンティーナから3300万ユーロ+ボーナスで加入したアルゼンチン人ウィンガーには、ティアゴ・モッタの攻撃に質と多様性をもたらすことが期待されていたが、その期待は持続的なフィジカルの問題によりほぼ未達に終わっている。
Calciomercatoによれば、ゴンサレスはユベントス加入後わずか6試合の出場にとどまり、総プレー時間は307分に過ぎない。この限られた時間の中、チャンピオンズリーグのPSV戦で1ゴールを挙げ、1アシストを記録。しかし、その欠場はチームに大きな影響を及ぼしており、モッタの4-2-3-1システムで本来のサイドポジションに空白を生じさせ、負担の多いドゥシャン・ヴラホヴィッチの代替オプションも失わせている。
モッタは一時的な解決策としてウェア、ムバングラ、ユルディスなどの起用を試みているが、どの選手もゴンサレスほどの影響力を発揮できていない。
最新のトリノ・ダービーのゴンザレスの欠場は、インターナショナルウィーク前に再発リスクを避けるための予防措置であった。ゴンサレスが代表戦後の11月23日に予定されているミラン戦で復帰できる見込みがあることは、モッタとチームにとって朗報だ。今季これまで8試合に欠場しており、彼の復帰が待ち望まれている。
イタリア移籍後のゴンサレスの負傷歴は不安材料だ。フィオレンティーナ時代にも複数の負傷で試合を欠場しており、2022-23シーズンの大半や2022年ワールドカップも大腿二頭筋の負傷で棒に振った。最後のフィオレンティーナでのシーズンも8試合を欠場しており、その負傷パターンはユベントスでも続いている。